■全日本フィギュアスケート選手権2024(22日、大阪・東和薬品RACTABドーム)
ペアのフリースケーティング(FS)が行われ、“りくりゅう”こと三浦璃来(23)・木原龍一(32)組(木下グループ)が合計212.33点をマークし、5年ぶりの出場となった全日本を制した。
前日のショートは74.16点で首位に立つも、「スパイラルのレベル4が取れていない」と話すなど2人に笑顔はなく、木原は「年内最後の試合なので、自分たちの力を発揮したい」とフリーに向け意気込んでいた。
フリーでは冒頭のジャンプで木原がバランスを崩すが、課題のスロー3回転ループを豪快に決めると、高さのあるリフトや、スローの3回転ルッツを確実に決めていく。演技後、木原が笑顔をみせながらリンクに座り込み、納得のいく滑りとなったようだ。
今季は11月のNHK杯で、約1年7か月ぶりに国内大会に復帰。22-23年シーズンでは、GPファイナルで日本勢史上初となる金メダル、翌3月の世界選手権でも金メダルに輝き、26年のミラノ・コルティナオリンピック™でメダル獲得に期待が高まる。
先日のグランプリファイナル(12月7日、フランス)で銀メダルを獲得したりくりゅうペアは、5年ぶりの全日本で2度目の優勝を飾った。
【ペア結果(合計点)】
1)三浦璃来/木原龍一 212.33点
2)長岡柚奈/森口澄士 176.68点
3)清水咲衣/本田ルーカス剛史 136.72点
4)柚木心結/トリスティン・テイラー 126.81点
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