パリオリンピック™の銅メダリスト、総合馬術日本代表・通称「初老ジャパン」、大岩義明(48、nittoh)・北島隆三(39、乗馬クラブクレイン)・田中利幸(39、乗馬クラブクレイン)・戸本一真(41、日本中央競馬会)の4人が21日、東京・世田谷の馬事公苑で行われた「クリスマスだヨ!初老ジャパン全員集合 Presenred by ENEOS」に登場。ファンの前でトークショーや馬術の実演を行った。
トークショーでは「銅メダル獲得で変わったこと」がテーマに。戸本は空港で「五輪に出られていた方ですか?」と声をかけられ、そんなことは今までなかったとメダルの影響力を実感したと告白。さらにその後、「安いラーメンを食べようと思っていたけど、オシャレなパスタ屋に入りました」と少しファンの目を意識してしまったと語り会場の笑いを誘った。
ファンを背にした写真撮影では司会から「初老ジャパンポーズお願いします」とリクエスト。戸本は「ちょっと待ってそんなポーズ聞いたことない」と困惑するが、北島はファンに「僕が『初老!』といいますので、みなさんは『ジャパン!』で」とお願い。片手でガッツポーズを決める「初老ジャパンポーズ」が急遽決定し、会場のファンと一体感に包まれ、トークショーは幕を閉じた。
さらに馬術の魅力を知ってもらおうと、4人で初めてとなるファンの前での実演を行った。戸本が馬場馬術の軽快なステップを見せれば、最年長48歳の大岩は障害馬術で華麗な飛越を披露、パリ五輪のメダル確定の時のようなガッツポーズも飛び出し、詰めかけた多くのファンを沸かせた。総合馬術の花形・クロスカントリーの実演には田中と北島がスピード感あふれる走りと水郷へのダイナミックなジャンプを見せた。ファンからは大きな拍手が4人に送られた。
流行語大賞にもノミネートされた「初老ジャパン」 このブームをブームで終わらせないために競技の裾野を広げるためには「馬に触れ合える環境を作れると入り口としては良い」と語った大岩。今回のイベントでは、子どもの来場も多く「子どもが馬と触れ合える場所を各地で作れたらいい」と将来のビジョンを語った。
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