読売新聞代表取締役主筆の渡辺恒雄さんが、19日に肺炎で死去したことを受け、ソフトバンクは王貞治(84)球団会長のコメントを発表。
渡辺氏は96年から約8年間巨人の球団オーナーを務めた。1984年から5年間巨人の監督として指揮を執った王氏は、1994年に福岡ダイエーホークスの監督に就任。1999年に球団26年ぶりの優勝を果たすと、2000年には連覇を達成。さらには巨人の“V9時代”をともに牽引した長嶋茂雄終身名誉監督が率いる巨人を破って日本一に輝くなど、現役時代同様、監督としても球界の発展に大きく寄与してきた。
■王会長のコメント全文
「他に類を見ないほど熱烈なジャイアンツファンでした。やっぱり正力(松太郎)さんの『巨人軍は常に強くあれ』という思いを受け継いでいましたね。渡辺さんとは現役時代から私が監督になるときも辞める時もお会いしてジャイアンツの話をしました。ホークスの監督になった後も野球界やジャイアンツに対する話をきかせて欲しいと求められましたし、私としても色々とお話をさせていただきました。とにかく誰よりもジャイアンツに強い情熱を持っておられた方でした。心よりご冥福をお祈りいたします」
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