パリオリンピックボクシング女子の金メダリスト台湾のリンユーティン選手が岩手県を訪れています。
12月17日はかつて台湾で合宿をした江南義塾盛岡高校の生徒たちと合同練習をしました。

リンユーティン選手は8月のパリオリンピックボクシング女子57キロ級で金メダルを獲得し台湾の英雄と称えられています。

リン選手は自分のコーチと台湾で合宿経験がある江南義塾盛岡高校の監督との交流があることから、これまでも強化合宿や合同練習で4度岩手県を訪れています。

17日は江南義塾のボクシング部をはじめ、野球部・サッカー部などの生徒約30人がリン選手を含む台湾の選手団6人と合同練習をしました。

練習ではまずウォーミングアップやシャドーボクシングが1時間半かけ行われました。

中條奈菜花アナウンサー
「実際にグローブをつけたスパーリングの本格的な練習が始まりました。生徒たち真剣な表情で取り組んでいます」

生徒たちは激しい打ち合いを通して金メダリストの実力を体感していました。 
またリン選手が連続してパンチを打つ時の体の動かし方などアドバイスを送る場面もありました。

パリ五輪女子ボクシング57キロ級金メダル リンユーティン選手
「生徒たちはとてもレべルが高くて、対戦した時はとまどったが何とか対処できた。楽しかった」

江南義塾盛岡高校ボクシング部の生徒
「リンさんからアドバイスもらって自分が気づけないところも、もっとボクシングにいかしていきたい」

リン選手は18日に盛岡市民向けのボクシング教室で指導をする予定です。

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