巨人は17日、ソフトバンクからFAとなっていた甲斐拓也捕手(32)を獲得したと発表した。中日から自由契約となっていたR.マルティネス(28)の獲得に続いて大型補強となった。

甲斐は2010年に育成ドラフト6位でソフトバンクに入団、“甲斐キャノン”と呼ばれる強肩で2019年世界野球プレミア12で優勝、2021年東京オリンピック™で金メダル、そして2023年のWBCで世界一奪還と侍ジャパンの要として活躍した。

今季119試合に出場し、打率.256、5本塁打、43打点。リーグ優勝を果たした投手陣を引っ張り、チーム防御率もリーグトップの2.53をマークした。

巨人の捕手陣は96試合出場の大城卓三(31)、88試合出場の岸田行倫(28)、42試合出場の小林誠司(35)と3人を併用。4年ぶりのリーグ優勝を果たしてチーム防御率は12球団トップの2.49と安定感を見せた。巨人がFAで捕手を獲得するのは2014年、ヤクルトから相川亮二、2018年、西武から炭谷銀仁朗を獲得して以来、3人目となった。

11月13日にFA宣言から約1か月、悩みに悩み抜いて新天地移籍を決断した。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。