今季を終えたアルビレックス新潟。12月15日に開かれたサポーターカンファレンスで、退任が決まった松橋監督の後任人事は詰めの交渉が行われていること、そして、今年以上に選手の入れ替わりがあるとの認識が示されました。
■松橋監督の後任は「ポゼッションサッカー継承できる方」
J1昇格、そしてルヴァンカップ準優勝に導いた松橋監督の退任が発表される中、12月15日開かれたサポーターカンファレンス。
ここで松橋監督の後任についての交渉状況が明かされました。
【アルビレックス新潟 中野幸夫 社長】
「詰めの交渉段階に入っている。基本的には今まで続けてきたサッカーを継承できる方」
アルベル前監督の時代から築き上げてきたボールを保持する“ポゼッションサッカー”の継承を念頭に監督人事を行っているアルビ。
スタッフの入れ替わりも予想される中、気になるのは選手の動向ですが…。
【アルビレックス新潟 寺川能人 強化部長】
「色んな移籍が活発なシーズンになってくると思うので、今年以上に選手の入れ替わりがあるのではないかという思いでいる」
どのようなメンバーで来シーズンを迎えるのか期待や不安も入り混じる中、サポーターは新体制での上位進出を願っています。
【サポーター】
「来シーズンも一つでも上位に向けてしっかり準備してほしい」
■秋春制移行への対策は…「冬場でも練習できる施設必要」
一方、不安の声があがるのが…
【サポーター】
「サポーターとしても後押しして試合にも行きたいと思っているので、天候の面や移動の面が心配」
2年後に迫るリーグの秋春制への移行です。
【日本サッカー協会 宮本恒靖 会長】
「(アルビの)サッカーの内容に関して言うとかなり興味深いと言いますか、非常に緻密に構築された攻撃的なサッカーを貫徹されているという印象を受けている」
NSTのカメラにアルビの印象をこう語ってくれた日本サッカー協会の宮本恒靖会長は、シーズン移行に対する課題や要望などについて、自ら各地に出向き、ヒアリングを行っています。
この日も…
【日本サッカー協会 宮本恒靖 会長】
「雪国というか、降雪地域の問題もあるし、シーズン移行・カレンダーが変わるので、そういった話し合いになるのでは」
県サッカー協会と支援策などについて話し合う意向を示していました。
アルビの中野社長も日本サッカー協会などと連携し、対策を進める考えを示しています。
【アルビレックス新潟 中野幸夫御社長】
「絶対に冬場でも練習できる施設が新潟に必要だと思うので、前向きに一生懸命取り組んでいきたい」
監督人事や選手の移籍そして2年後に迫ったシーズン移行など、今後のアルビの動向に注目です。
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