■バドミントン トマス杯・ユーバー杯2024 第3日目 日本-香港(日本時間29日、中国・成都市)

2年に1度行われる世界ナンバー1の座を争う国・地域別の対抗戦“トマス杯・ユーバー杯”が中国・成都市で行われた。3日目、日本女子は香港と対戦し、5-0で勝利し、連勝を飾った。

2戦目の先陣を任されたのは女子シングルスのエース山口茜(26、再春館製薬所)、世界ランク4位の山口は第1ゲームは11-4から一気に8連続ポイントを奪うなど21-5。第2ゲームは序盤に1-5とリードされたが、12-12に追いつくと、4連続ポイントで突き放し、21-14。36分でストレート勝ちを収めた。

第1ダブルスでは3月のフランスOP、全英OPで準優勝を果たした世界ランク4位の“シダマツ”ペアこと志田千陽(26、再春館製薬所)、松山奈未(25、再春館製薬所)が登場。第1ゲーム、台湾のダブルス世界ランク20位ペアに序盤からリードを許すと点差がなかなか縮められず、11-21で落とした。それでも第2ゲーム、0-1から6連続ポイントを奪い、リズムをつかむと21-16でゲームカウント1-1。第3ゲームも要所で連続ポイントを決めて21-11、ゲームカウント2-1で逆転勝利。1時間1分の長い試合を制した。

第2シングルスに出場した奥原希望(29、太陽ホールディングス)は第1ゲームは終始リードを奪い、21-15。第2ゲームは8-9とリードされた場面から10連続ポイントで逆転。21-11で勝利した。

第2ダブルスには全日本女王の宮浦玲奈(28、ヨネックス)、櫻本絢子(28、ヨネックス)ペア。相手に1度もリードを許さず、21-14、21-12のストレート勝利。そして、第3シングルスには次世代エースの宮崎友花(17、柳井商工高)、第1ゲームは16-21で落としたが、第2ゲームは8-7から6連続ポイントを取るなど21-12、第3ゲームも終盤で連続ポイントを決めて逆転勝ち、日本は5-0で勝利し、連勝となった。

グループリーグは4グループに分かれ、総当たり戦となり上位2チームが決勝トーナメントに進出する。シングルス3試合、ダブルス2試合の計5試合が行われ、先に3勝した方が勝利。日本女子は2018年以来の優勝を目指している。

【第3日目の日本女子の結果】
◆第1シングルス
山口茜 2-0(21‐5、21‐14) YEUNG Sum Yee
◆第2シングルス
奥原希望 2-0(21‐15、21‐11) Saloni Samirbhai MEHTA
◆第3シングルス
宮崎友花 2-1(16‐21、21‐12、21-13)LIANG Ka Wing
◆第1ダブルス
松山奈未・志田千陽 2-1(11‐21、21‐16、21-11)YEUNG Nga Ting・YEUNG Pui Lam
◆第2ダブルス
宮浦玲奈・櫻本絢子 2-0(21‐14、21‐12)FAN Ka Yan・YAU Mau Ying

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