明治安田J1リーグ最終節、サンフレッチェ広島は7日、土壇場での逆転優勝を目指し、アウェーでガンバ大阪と対戦しました。
大阪に駆けつけたサポーターたち
「広島にシャーレを!」
広島でパブリックビューイング サポーターたち
「優勝するぞ! オー!」
ガンバ大阪 vs. サンフレッチェ広島(パナソニックスタジアム吹田)
首位・神戸との勝ち点差はわずか「1」。広島からも声援が送られた今シーズンの最終戦。優勝は神戸の結果次第ではあるものの、2位・サンフレッチェは勝って神戸にプレッシャーをかけたいところでした。
ガンバに先制を許し、迎えた後半25分、加藤陸次樹 のシュートで値千金の同点ゴールかと思われましたが、ビデオ判定でオフサイドとなり、同点弾は幻となります。
その後、さらにリードを広げられますが、サンフレッチェは最後まであきらめません。試合終了まぎわ、途中出場、今シーズン限りで退団する 柏好文 からのクロスボールに反応したのは加藤。今度こそゴールネットを揺らしました。
しかし、反撃も及ばず。神戸が勝って優勝を決め、サンフレッチェの逆転優勝とはなりませんでした。(G大阪 3-1 広島)
パブリックビューイングに来たサポーターたち
「本当に幸せな1年間でした」「また来年も応援しようと思います」
サンフレッチェ広島 佐々木翔 選手
「まあ、チャンスがあったぶん、本当にくやしいですけど、新スタジアムの1年目ということで本当に多くの方が関わっていただき、すばらしいスタジアムを作っていただきました。その中で優勝できれば最高だったんですけども、残念な2位。ただ、多くの方たちがスタジアムに足を運んでいただいて、ぼくたちを後押ししてくださったからこそ、こういったいい順位が取れたっていうのもあると思うので、関わってくださったみなさま、応援に来てくださったみなさま、全ての人に感謝したいと思います。ありがとうございました」
サンフレッチェ広島 青山敏弘 選手
「ここまで連れてきてもらったので本当に幸せなことで、みんなに感謝しています。こんなところで泣くようじゃダメですよね。勝って、うれし涙しないと一番成長しないだろうし、そのためにはきょうの涙は必要だったのかもしれないが、若い選手が多いので、彼らがどれだけ成長できるか、どれだけ強いチームを作ってくれるかすごく楽しみです」
― 残念ながら9年ぶりのJ1優勝とはならず、順位を上げて6年ぶりの2位というフィニッシュになりました。
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