最終節まで3チームに優勝の可能性が残った明治安田J1リーグ。

ヴィッセル神戸の連覇か、サンフレッチェ広島、FC町田ゼルビアの逆転優勝か。
大混戦の優勝争いについてお伝えします。

首位のヴィッセル神戸は、勝てば無条件で初の連覇が決まります。

ヴィッセル神戸が引き分け以下の場合、勝ち点1差で追う2位サンフレッチェ広島は、勝てば逆転優勝。

また、その2チームが敗れた場合、3位のFC町田ゼルビアが勝利を収めれば、史上初となる昇格1年目での優勝となります。

最終戦までもつれた優勝争いは、同時刻にキックオフ。
最初に試合が動いたのは、FC町田ゼルビアでした。

前半5分、鹿島アントラーズの師岡選手に左足で決められ失点。
勝ちが絶対条件のFC町田ゼルビアが、痛い先制点を許しました。

そして、2位サンフレッチェ広島の試合でも前半13分に動きがありました。

左サイドのクロスからガンバ大阪の坂本選手に決められ失点。逆転優勝へ黄色信号がともります。

ライバルたちが序盤からリードを許す中、勝てば無条件で優勝が決まる首位のヴィッセル神戸は前半26分、ポストの跳ね返りを宮代選手が押し込み先制。貴重な先制点に、ホームのサポーターも盛り上がりました。

さらに勢いに乗ったヴィッセル神戸は前半43分、ロングボールを大迫選手がつなぎ、最後は武藤選手が連覇をたぐり寄せる貴重な追加点を奪いました。

後半にも追加点を奪ったヴィッセル神戸。

そして、大混戦の優勝争いを制したヴィッセル神戸が、クラブ史上初となるJ1連覇を達成し、天皇杯との2冠となりました。

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