世界一を成し遂げた監督の凱旋に、沖縄が沸いたー

日本滞在中の米メジャーリーグ、ロサンゼルス・ドジャース監督、デーブ・ロバーツ氏が5日、出身地の沖縄県・那覇市役所を訪れ、特別栄誉賞を授与された。

今年メジャーリーグのワールドシリーズを制したデーブ・ロバーツ監督は、1972年、宮古島出身の母・栄子さんと、在沖米軍人だった父・ウェイモンさんの間に那覇市で生まれた “沖縄出身” の指揮官。

市民の歓迎を受けるロバーツ監督


2015年から古巣・ドジャースの監督を務め、新加入した大谷翔平などスター揃いの布陣で戦った今年、自身2度目となるワールドシリーズ制覇を成し遂げた。

21年ぶりの里帰りとなった沖縄・那覇市では5日、市民の大歓迎を受けた。

那覇市議会の議場では特別栄誉賞の贈呈式が行われ、知念覚市長から笑顔で表彰状を受け取った。

特別栄誉賞を授与されたロバーツ監督

▽デーブ・ロバーツ監督
「沖縄に到着して、たくさんの感情や喜びがあった。(沖縄ルーツの)僕のような外見の人、母のような人と出会えた」「ワールドシリーズを制覇してロサンゼルスの盛り上がりも素晴らしかったが、沖縄に来てようやく私の2024年の旅が終わった」

ロバーツ監督と記念写真を撮った地元の “おばあ” は「すごく身近に感じた」と大興奮。20年来の友人も再会を喜んだ。

▽20年来の友人 伊佐武雄さん
「満足しているよ、2日も会えたから」「(これからも)頑張ってくれと伝えた」

ロバーツ監督を一目見ようという人で埋め尽くされた那覇市役所



▽デーブ・ロバーツ監督
「沖縄の人を愛しています。サポートをありがとう!」

世界一の偉業達成という最高のプレゼントを手に凱旋したロバーツ監督。大歓声で祝福されながら授賞式会場を後にした。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。