スピードスケートのワールドカップで今シーズン2勝をあげている盛岡工業高校出身の吉田雪乃選手が、12月4日に母校で報告会を開き祝福を受けました。
盛岡工業高校(岩手県盛岡市)で開かれた報告会では、約700人の生徒が拍手で迎える中、吉田雪乃選手が金メダルを胸に入場しました。
吉田選手は11月22日に長野県で行われたスピードスケートのワールドカップ第1戦女子500メートルで初優勝しました。
さらにその1週間後に中国の北京で行われた第2戦でも優勝し、今シーズン2勝目をあげています。
吉田雪乃選手
「(W杯)500mで優勝することができました。盛工の関係者、すべての皆さんのおかげです。本当にありがとうございます」
吉田選手は応援への感謝を伝えるとともに花園出場を決めた母校のラグビー部に勇気づけられたと話しました。
吉田雪乃選手
「盛工生の活躍を見て私も頑張ろうと思えた。皆さんと一緒に盛工を盛り上げられたらうれしい」
スケート部の生徒は「優勝したと聞いてとてもうれしく思った」「雪乃さんの活躍を見てあらためて頑張りたいと思ったし、見本となる存在」と話していました。
吉田選手は現在も岩手県を拠点に活動していて、4日は報告会の後、母校での筋力トレーニングの様子が公開されました。
ワールドカップ3勝目を目指す吉田選手は2025年1月24日からカナダのカルガリーで行われる第3戦に出場する予定です。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。