選手会長としてチームをまとめた広島カープの 堂林翔太 選手が4日、契約更改に臨みました。

1時間半にわたり球団と話し合いをした選手会長の堂林翔太。プロ15年目のことしは初めて開幕を4番で迎えるも、不振により1か月半で2軍降格。6月に再昇格しましたが、出場試合は3年ぶりに100試合を割り、打率も2割3分。

試合87 打率.230 本塁打1 打点17 盗塁0

400万円ダウンの推定6000万円でサインしました。

広島カープ 堂林翔太 選手
「選手会長という立場としても野球人としても本当に情けないシーズンだったので、何も言うことはありません」

チーム3位の9つの犠打をマークするなどの貢献はありましたが、ホームランは前年の12本からわずか1本に…。ただ、くやしいシーズンの後に何度もはい上がってきた堂林。

世代交代の波に抗い、選手会長2年目の来シーズンは、パワーとリーダーシップでV奪回を誓います。

堂林翔太 選手
「来年、34(歳)になりますけど、まだまだ衰えていると思っていませんし、全部の部分でレベルアップしないと外国人にもそうですし、ああやって秋のキャンプできつい練習をやってきた若い選手もどんどん伸びてくると思うので、うかうかはしていられないなとは…。もっと言葉でも引っ張っていけるところはあったんじゃないかなっていうのは特にことしの9月に感じたので、そこはまた来年につなげていきたいなとは思っています」

― 1時間半の話し合いの中では、選手会長としてシーズン中の猛暑対策の話題も上がりまして、練習での直射日光の対策など具体的な進展がありそうな話もあったそうです。

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