12月3日午後、愛知県の豊橋市議会の議長に、新アリーナ建設の計画継続を求めるおよそ13万4000人分の署名が提出されました。長坂市長は会見で、改めて中止に向けた手続きを進める考えを示しました。
11月の市長選では、新アリーナの計画中止を公約にした長坂尚登市長が当選しています。
新アリーナが白紙になれば、プロバスケBリーグの「三遠ネオフェニックス」は、トップリーグの『Bプレミア』参入が取り消される見込みで、チームのファンなどの有志が計画の継続を求める署名を集めていました。
とよはし新アリーナを求める会の川西裕康共同代表:
「豊橋市には将来において必要な財産だと考えて、なんとかして市民の立場として、少しでも署名という形で多くの人たちに新アリーナを作ってもらいたいということを訴えたい」
長坂市長は3日の会見で、中止に向けた手続きを進める考えを改めて強調しました。
長坂尚登豊橋市長:
「賛成の方もいらっしゃいますし、反対の方もいらっしゃるというのが、この4年以上ずっとやっていて、その一つの結果が前回の選挙だったと捉えております。(Q.推進を求める声が大きくなったら方針を変える?)特に考えておりません」
署名と合わせて提出された新アリーナの計画継続を求める請願書は、開会中の12月市議会で審議されます。
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