「廿日市市女子野球タウンフェスティバル」が開催され、広島カープの選手が、女子野球の選手が、そしてカープOBが、“女子野球の街” を沸かせました。

午前中は、カープの 石原貴規 捕手や 森翔平 投手が来場し、トークショーや野球教室で会場を盛り上げます。

そして、午後には廿日市市女子野球選抜とカープOBチームのエキシビジョンゲーム。この試合が “熱い” ―。

序盤、廿日市市女子野球選抜の 小原美南(はつかいちサンブレイズ)が、抜群のピッチングを見せます。力のある球をコーナーに投げ切り、カープOBを4回まで無失点に抑えます。

2点を追う5回、安仁屋宗八 監督率いるカープOBチームは、社会人野球のサムティで現役続行が決まった1番・曽根海成 がタイムリーヒットで追い上げ態勢に入ると、6回にも曽根。今度はランニング満塁ホームランで、その実力をいかんなく発揮します。

カープOBチームではチーム最年長の42歳、2000年ドラフト4位、甲斐雅人 が4安打の活躍、その打撃センスでスタンドを沸かせました。

そして、最終7回ウラには名勝負も…。今も150キロ近い速球を投げる 山口翔 に、廿日市女子野球選抜の 村松珠希(はつかいちサンブレイズ)がファウルで食らいつき、粘ること9球目―。

ライト前に運び、女子野球界トップクラスの技術を見せます。

試合は9対3で、カープOBチームが勝利しました。

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