大谷翔平選手(30)が、さらに活躍するかもしれないという情報が、3日に入ってきました。
まず「ゴールデン・アットバット」という言葉を紹介したいと思います。
「ゴールデン・アットバット」とは、現地メディアの情報ですが、今MLBで導入が協議中の新しいルールのことだということです。
まだ協議の初期段階ですが、これがぴったり当てはまるシーンがあります。
今シーズン9月末に行われたポストシーズン進出をかけた、ナ・リーグ西地区1位のロサンゼルス・ドジャースと2位のサンディエゴ・パドレスの直接対決です。
パドレスが2点リードで迎えた9回裏、ドジャースの攻撃です。
ノーアウトでランナー2塁1塁、バッターは9番ロハス選手です。
一打サヨナラ逆転の場面で打球、サードゴロ、5-4ー3。
何とトリプルプレーで試合終了。
これが「ゴールデン・アットバット」というルールがあると、何と9番ロハス選手の代わりに「すみません、大谷に代えます」というのが可能に。
最強バッターを送り込めるというルールが今、話し合われているということです。
しかも、あくまで現地メディアの報道ですが、中身も話し合われているそうで、具体的に協議を詳しく見ていきます。
両チームがイニングに関係なく1試合1回だけ使えるということで、7回以降、試合の終盤だけに限りましょうとか、あるいは9回以降の延長戦や、負けているか同点のチームだけ1回使えますよといったことが今、話し合われているそうです。
メジャーリーグも、最近ベースを大きくしたり、ピッチクロックやルールが変わってきており、「イット!」MLB取材キャスターの鈴木優さんにも聞いてみると「初耳だ」ということでした。
鈴木さんによると「導入の可能性は低いのではないか」ということでしたが、ただ、仮に導入される場合、ピッチクロックの例でいきますと、マイナーから導入されているということで、メジャーリーグの下にトリプルA、ダブルA、シングルAとありますが、まずは一番下のシングルAから試してどんどん実戦にしていくと。
ピッチクロックも実際、数年かかったということで、最短でも2~3年かかるんじゃないかなという話がありました。
このルールの行方もどうなるのか非常に楽しみです。
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