生中継でお伝えできなかった場面も含め先週(11月23日)の2024カープファン感謝デーの模様です。
広島カープ 野間峻祥 選手
「もう10年経つんで、もうそろそろ、若い選手がすごく率先してやってくれると思います。おもしろいことを矢野(雅哉)選手がやってくれると思います。期待してください」
ファン感謝デーの終盤に行われたのが、毎年、白熱した戦いが繰り広げられる「障害物リレー」でした。挑戦したのは、チーム松山・會澤・秋山・菊池の4チームです。
第1種目 ぐるぐるバットからの走り縄跳び
まず、各チームのリーダーが挑戦したのは、第1種目の「ぐるぐるバットからの走り縄跳び」。
実況
「さあ、スタートしました。まずは “ぐるぐるバット” 。どの選手もていねいな “ぐるぐる” を行っているわけなんですけども、さあ、誰が一番最初にスタートを切るのか。ちょっと 松山竜平 選手から悲鳴が上がっていますが、だいじょうぶでしょうか」
「ここで 秋山翔吾 選手、抜群のランニングを見せています。秋山選手が速い」
「あっと、ここで 菊池涼介 選手、松山選手への妨害に回りました。ああ、秋山選手が速い。さすがですね」
第2種目 ヤンキー姿で自転車競争
そして、ここで “ヤンキー” が乱入か。いやいや、こちらが第2種目「ヤンキー姿で自転車競争」。
田村友里 キャスター
「 矢野雅哉 選手が似合いすぎなんですよ」
RCC野球解説者 天谷宗一郎 さん
「 中﨑翔太 投手もおもしろいかっこうをしているんですけど、矢野選手が全部持ってっちゃってるので…」
実況
「おーっと、おっと(乱闘が)始まってしまいました。なんと(自転車の)サドルで選手たちをなぎ倒して、ここで矢野選手が逆転」
RCC野球解説者 山崎隆造 さん
「これは打ち合わせどおりですね」
実況
「どこかに脚本家がいますね。矢野選手が全員をなぎ倒しまして…、あっと、スラィリーまでもぶっ飛ばしていきました」。
「ここでようやく中﨑投手が立ち上がりまして…」
広島カープ ケムナ誠 投手
「やっぱ、矢野、強かったです…」
広島カープ 矢崎拓也 投手
― なぎ倒されていましたけど?
「負けてねぇっす。おれは絶対負けていない」
田村友里 キャスター
(笑)いい4人ですね」
第3種目 パンスト被ってムカデ競走
その名のとおりパンストをかぶった選手がムカデ競争でホームを目指します。
田村友里 キャスター
「これは紹介してもらわないと、誰が誰だかわからないです」
実況
「チーム會澤も今、タスキが渡りました。韮澤雄也 選手ですね。腰に手を当てて、非常にいいステップですね。1・2・3・4の3・4でちょっと腰に入っています」
「チーム松山にもタスキが渡りました。チーム秋山は、秋山選手の貯金(リード)を食いつぶしてしまいました」
「おっと(チーム秋山が)転んでしまいました。内田湘大 選手が先頭。その後ろが中村選手でした。黄色のチーム菊池がテンポよくいきまして、しっかりムカデ競争を終えました」
「だいじょうぶかな。顔が引っ張られてたいへんなことになっています」
田村友里 キャスター
「最後までストッキングをとらせてもらえないの? みんな同じに見える」
広島カープ 益田武尚 投手
「チームワークの大切さを学びました」
新種目 借り人競争
続いて新種目「借り人競争」。引いたカードに書かれている “お題” に該当する人をスタンドから探します。
実況
「大瀬良大地 投手が引いたカードは『ユニフォームを着ていない人』。大瀬良投手がスタンドに行きますよ。ユニフォームを着ていない人はアピールしてください。大瀬良投手に触れたり立ち上がったりしないでくださいね」
「大瀬良投手、見つかりました。ユニフォームを着ていない人。これ、どうでしょう? 来年、全員、ユニフォーム着てこなかったら困りますね。あっと、手を握っていますよ」
「続いて赤色(チーム松山)の 森下暢仁 投手がスタンドに行きますよ。さあ、お題は『自分のユニフォームを着ている人』。背番号18番のユニフォームを着ている人はいますか?」
「そして、床田寛樹 投手もスタンドに向かいます。お題は『メガネをかけた人』」
「 末包昇大 選手のお題は、『カープ帽子をかぶっている小学生』」
最終種目 着ぐるみ三種目競争
障害物リレーのアンカー、着ぐるみを着用した選手がゴールを目指します。
実況
「誰かはわかりません。トラ(の着ぐるみ)が行きます。
クマ(チーム松山) 林晃汰 選手
トラ(チーム會澤) アドゥワ誠 投手
イヌ(チーム秋山) 野間峻祥 選手
サル(チーム菊池) 上本崇司 選手
田村友里 キャスター
「わかるのはトラだけだな。スタイルが異常にいいから」
青山高治 キャスター
「足首、着ぐるみが足りていないですね」
実況
「“ぐるぐるバット” でふらふらです。 けがのないようにお願いします。あーっとトラさん。トラさんが危ないです。今度はフェンス沿いに行きます」
「続いてはラケットに移ります。ラケットにボールを乗せて進みます。トラがボールを見失っている」
「おサルさんが行きます。わんちゃんも行きます。あーっ、なんと、ここでまさかの…。サルがイヌのボールを打ち落としてしまった。この関係性でなんとなく人間関係がうかがえる」
青山高治 キャスター
「ちゃんと “犬猿(の仲)” になっている(笑)」
実況
「ここで渡りました。トラは アドゥワ誠 投手でした。最後、ワンちゃんは 野間峻祥 選手でした。みごとゴール」
順位
1位 チーム松山
2位 チーム會澤
3位 チーム菊池
4位 チーム秋山
実況
「終盤、アンカーでイヌとサルがすごくヒートアップしている展開がありました。まさに “犬猿の仲” という感じだったんですが、野間選手(イヌ)、アンカーの犬・猿対決はいかがでしたか?」
広島カープ 野間峻祥 選手
「やってくれたっすよ」
実況
「 上本崇司 選手(サル)はいますか?」
広島カープ 上本崇司 選手(末包昇大 選手につかまえられる)
― 野間さんとやりあっていました?
「いや、あいつ(野間選手)が先にやってきたから。やり返しただけです、ぼくは」
野間峻祥 選手
― そんな言い分がありますけど?
「なんもやってないじゃないですか」
上本崇司 選手
「おまえが先にやってきたから!」
野間峻祥 選手
「いやいやいや、そっちやないですか!」
上本崇司 選手
「そっちや」
石田充 アナウンサー
「オチ、どうしようっという間があって、末包選手が『チューしようか』って言っていましたけどね」
ことしも大盛況だったファン感謝デー。その中で最も輝いた選手に選ばれたのは…
実況
「最優秀選手賞は、森下暢仁 投手です」
ファン感謝デーMVP 森下暢仁 投手
「最高です」
― きょう、お越しいただいたくさんのみなさまにあらためて来シーズンの目標を。
「本日はファン感謝せぇ…・(苦笑) すいません。寒い中、ぼくたちを見に来ていただき、誠にありがとうございます。来シーズンはみなさんと優勝したいと思っていますので、今後とも熱い声援よろしくお願いします」
◇ ◇ ◇
石田充 アナウンサー
サッカー対決でハットトリックを決めたという活躍があった森下投手がMVPでした。
青山高治 キャスター
大活躍でした。きれいなシュートでね。
石田充 アナウンサー
ほかにもアドゥワ投手はいろんな種目で体を張っていましたし、矢野選手も目立ったりというところもありました。
RCC野球解説者 天谷宗一郎 さん
やっぱり上本選手はエンターテイナーでしたね。
石田充 アナウンサー
ファン感謝デーが終わって選手たちはもう次に向けて、今度は自分の体を鍛えていくということになるわけなんです。矢野選手は、「しゃ野!」みたいな…
田村友里 キャスター
しゃ野! キャッチフレーズ、来年ありますかね? 「しゃ!」シリーズで…
石田充 アナウンサー
ちょっと森下投手が「ファン感謝せぇ」って “かむ” みたいな感じがありましたから、実況アナウンサーもなんかこう「矢野」っていうところを「しゃ野」って言うかもしれませんけども…
田村友里 キャスター
矢野さんは、土曜日、(ファン感謝デーの)前日にパンチパーマかけ立てだったらしいですよ。
(RCC「イマナマ!」カーチカチ!テレビより)
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