28日、プロ野球界の “守備の名手” に贈られる三井ゴールデン・グラブ賞の表彰式が行われました。広島カープからは7回目の受賞となる 秋山翔吾 と初受賞の 矢野雅哉 が、金のトロフィーを手にしました。

東京都内のホテルで開かれた三井ゴールデン・グラブ賞表彰式に、カープから2人の選手が参加しました。

司会
「広島東洋カープ、秋山翔吾 選手です」

外野手部門で5年ぶり7度目、セ・リーグでは初めての受賞となった秋山翔吾。プロ12年目、36歳のベテランが壇上で語ったのは、守りと勝利への思いでした。

外野手部門 広島カープ 秋山翔吾 選手
「カープに移籍をして、やはり守備をがんばらないといけないと思っていたので、両リーグで受賞することができて、たいへんうれしく思います」

「ことしは監督の配慮で、ひざの手術明けだったりもしてレフトというところから本当に難しさを感じている中でセンターのポジションにまた戻って、あらためて “両サイドとの兼ね合い” とかもをいろいろ考えながらやるようになったので、すごく最初のスタートからいい勉強をして、やらせてもらったなと思います。最後まで守り切りながら、勝ち切れるように来季はがんばりたいと思います」

司会
「広島東洋カープ、矢野雅哉 選手です」

カープ史上4人目。遊撃手部門で初受賞となった 矢野雅哉 。「すごい方だらけなので本当に光栄」と、やや緊張した表情で壇上に上がります。

「必ず取ります」と4年前の入団会見で語ったゴールデン・グラブ賞―。「少し目立つこともしたかったが、初受賞なのでちゃんとした形で」と、“師匠”・菊池涼介 からもらったスーツを身にまとい、あこがれのトロフィーを手にしました。

遊撃手部門 広島カープ 矢野雅哉 選手
「プロに入って一番取りたい賞だったので、取れて、うれしく思います」

― 師匠の菊池選手は10年連続で受賞。
「そうですね。ぼくもがんばって、(菊池選手に)少しでも近づけるようにがんばりたいなと思います」

― ダイナミックな、アクロバティクなプレーで来シーズンも楽しませて。
「はい。来年もがんばります」

  ◇  ◇  ◇

伊東平 アナウンサー
秋山選手は7度目、矢野選手は初受賞でした。守備は、派手なプレー、堅実なプレーといろんな形がありますけども、両者ともにことしは守備でチームを引っ張ってくれたというのがありました。

矢野選手は「一番取りたいゴールデン・グラブ賞」と話していました。自主トレを菊池選手ともやっていました。菊池涼介 選手は、10度のゴールデン・グラブ賞ですけども「いつか菊池さんといっしょに取れたらというのは、ぼくにとって本当に恩返しになるので」と話していました。もう、この両者競演をゆくゆくは楽しみに…

青山高治 キャスター
もうファンとしては見たいですね。たまらないですね」

伊東平 アナウンサー
二遊間でのゴールデン・グラブ賞を楽しみにしたいと思います。

(RCC「イマナマ!」カーチカチ!テレビより)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。