11月29日、今年のドラフト会議で中日からドラフト会議で5位指名を受けた北海道北照高校の高橋幸佑投手(17)が仮契約を行いました。金額は推定で契約金3000万円、年俸540万円です。
最速149キロを誇る、世代屈指の左腕として期待をされる高橋投手。北照高校のある小樽市の老舗寿司店「おたる政寿司 本店」で仮契約を行いました。
仮契約を終えた高橋投手は「実感が湧いてきました。プロ野球選手としての生活が始まったなという感じです」と語りました。
その後、松永幸男スカウト部長、音重鎮チーフスカウト、八木智哉担当スカウト、両親とともに地元の海鮮に舌鼓を打ちました。
■中日の”当たり順位”ドラフト5位から飛躍へ
中日ドラゴンズの歴代ドラフトを見ると、ドラフト5位が”当たり順位”であることが分かります。
2019年・岡林勇希選手(菰野高)、2016年・藤嶋健人投手(東邦高)、2013年・祖父江大輔投手(トヨタ自動車)、2009年・大島洋平外野手(日本生命)はチームの主力選手に成長。
過去には通算219勝をあげた山本昌広投手(1983年・日大藤沢高)も。
また侍ジャパン監督の井端弘和選手(1997年・亜細亜大)もドラフト5位と、当たり順位であることはドラゴンズの歴史が証明しています。
テレビ局の収録で会った山本昌広投手からは『期待しているから頑張って』と言われたという高橋祐介投手。
「山本さん以上に頑張りたいです」と、50歳まで現役を続けた”レジェンド”超えを目指す心意気を示しました。
■ドラゴンズ”ドラ5”当たり順位のワケとは
実は、この日仮契約に出席した音チーフスカウトも1983年のドラフト5位(新日鉄名古屋)で、堅実な守備が定評の外野手として活躍をしました。
ドラフト5位が当たり順位になっていることについて音チーフスカウトに理由を尋ねると、「何か縁があるんですかね。みんな頑張ったから結果を残したんですよ」と笑顔で語りました。
仮契約後は高橋投手と音チーフスカウトは肩を組み、両手を広げる5位ポーズ!
プロでの目標は「初先発初勝利」を掲げた高橋投手。「中日ドラ5伝説」は令和の時代も続いていきそうです。
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