■プロ野球 阪神 5-4 ヤクルト(27日・甲子園)
ヤクルトは阪神に逆転負けを喫した。試合は1回、塩見泰隆(30)の先頭打者初球本塁打で先制。その後2点目を加え、2ー0とリードをしていたが、2回裏に1点を返されると5回裏には1死二塁から1番・近本光司(29)に第3号2ラン本塁打を浴び、逆転を許した。
さらに4番・大山悠輔(29)の適時打で1点を追加されると4ー2に。7回は2死満塁から代打・青木宣親(42)は四球を選び押し出し。1点差に詰め寄る競った展開になるも7回に3番・森下翔太(23)の適時打でまたも突き放された。9回表に武岡龍世(22)が第1号ソロ本塁打を放ち土壇場で1点差となるも勝ち越すことはできず。
1回、阪神の先発・大竹耕太郎(28)に対し、先頭の塩見は大竹の投じた初球を振り抜きレフトスタンドへ。第2号ソロ本塁打でいきなり先制点を挙げた。続く2番・丸山和郁(24)は遊ゴロ。3番・オスナ(31)、4番・村上宗隆(24)は二者連続の三振に倒れた。
その裏、本塁打を放った塩見は交代。代わりにセンターの守備には赤羽由紘(23)が入った。サイスニード(31)の立ち上がりは先頭の近本を中飛、2番・中野拓夢(27)を二ゴロに打ち取ると、前日に本塁打を放っている3番・森下を一飛に。3人で攻撃を終わらせた。
続く2回には先頭のサンタナ(31)ライトフェンス直撃の二塁打で出塁すると続く6番・山田哲人(31)の打席でサンタナは盗塁成功。無死三塁から山田の中犠飛で1点を追加した。
直後の2回裏、1死走者無しから5番・ノイジー(29)、7番・坂本誠志郎(30)に安打を放たれると8番・小幡竜平(23)に中適時打が飛び出し1点を返された。
さらに中盤5回裏には8番・小幡に2安打目となる中安打を放たれ、その後、1死二塁から迎えた1番・近本に第3号2ラン本塁打をライトスタンドに打ち込まれ逆転を許した。2死走者無しから3番・森下に四球を与えたところでサイスニードは降板。5回途中78球を投げ、5安打3失点の投球内容。2番手・エスパーダ(27)がマウンドに上がった。エスパーダは2死一塁から4番・大山にレフトへの適時打を放たれ、4ー2とリードを広げられた。
しかし7回表、1死から5番・サンタナに右安打、6番・山田に左安打、7番・長岡秀樹(22)に左安打と三者連続安打で満塁の絶好機を迎えた。ここで阪神は大竹に代わって桐敷拓馬(24)がマウンドに上がった。迎えた代打・青木は四球を選び、押し出し。4ー3と1点差に詰め寄った。
1点差で迎えた7回裏、3番手・山本大貴(28)がマウンドに上がると先頭の近本に中安打、2番・中野に送りバントを決められ1死二塁に。ここで山本から4番手・丸山翔太(25)がマウンドに。しかし、3番・森下にレフトへの適時打を放たれ5ー3とまたも2点差に広げられた。
そのまま2点差で迎えた9回、ヤクルト打線は4番手・ゲラ(28)に対し先頭の武岡が第1号ソロ本塁打を放ち、5ー4に。その後も7番・長岡、9番・青木の安打などで1死一、三塁と勝ち越しのチャンスを作ったがあと1歩及ばず。
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