大谷翔平選手(30)、史上初3度目の満票でのMVPを受賞、列島各地がMVP獲得に沸いている様子を取材しました。
メジャーリーグ、ロサンゼルス・ドジャースの大谷選手が、2年連続3度目のMVPを満票で受賞。大谷夫妻は、グータッチで祝福しました。
この快挙に、大谷選手をイメージキャラクターに起用しているJALや三菱UFJ銀行など、スポンサー企業も次々と祝福。
寝具メーカーの西川は、受賞の発表から1分後の午前8時53分に画像をアップ。
広報担当者がテレビの前に待機し、受賞確認後すぐに投稿したといいます。
化粧品ブランド「雪肌精」は、“これからも太陽のもとで戦う大谷選手を応援しています”とつづっています。
大谷選手の地元・岩手県も大盛り上がり。多くの人が求めていたのは、MVP受賞を知らせる号外です。
街の人からは「私も八十何年生きてきたども、これほどの選手はいねーな」「岩手県民としてうれしい。野球の神になってほしい」といった声が聞かれました。
また、盛岡市の商業施設では、22日から3日間記念セールを開催。
館内には、MVP受賞を祝福するポスターを掲示し、大谷選手の背番号にちなんだ「17%オフ」の商品などが用意され、中には半額になる商品もありました。
買い物客からも「ありがたいことですよ。こっちまで波及効果があるってうれしい」と喜びの声が聞かれました。
大谷選手の母校奥州市の姉体小学校では22日、大谷選手「応援給食」が提供されました。
大谷選手MVP受賞を受けて、母校の小学校でも「大谷選手、MVPおめでとう!」と祝福ムードです。
さらに奥州市役所では、MVP受賞の横断幕が掲げられました。
この市役所では、大谷選手の背番号にちなんで「毎月17日」に職員が応援Tシャツを着用。MVP発表のきょうは22日ですが、特別に職員が応援Tシャツで執務にあたりました。
岩手・奥州市 倉成淳市長:
奥州市にとって誇りですし、若い人たちの希望だと思います。
この市役所に設置されている大谷選手本人の手をかたどって作られた握手像には、多くのファンが集まっていました。
大谷選手の誕生から現在までをまとめた年表が展示されている胆沢図書館では、長さ約43メートルにのぼる年表に22日、3度目のMVP受賞について記された4行が加わりました。
年表をまとめた渡辺貴子上席主任司書:
本当にこの人が奥州市出身なんだろうかと思いながら、でも熱く強く応援していました。
一方、日本郵便は、MVP受賞を記念した切手セットの販売を発表。
ホームランを打つ大谷選手の切手やレギュラーシーズン全打席の成績、ホームランのデータが書かれた大型のタオルなどがセットになっているということです。
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