■プロ野球 DeNA 7-2 巨人(26日・横浜スタジアム)
DeNAは巨人に一時勝ち越しを許すも逆転勝利。1点を追いかける8回裏に3番・佐野恵太(29)が同点打を放ち、続く4番・牧秀悟(26)に勝ち越し打が飛び出すと逆転に成功した。さらに2死満塁から度会隆輝(21)に第3号満塁本塁打が飛び出し5点のリードを奪った。
24日の阪神戦では一時逆転するも最終回に勝ち越され敗戦を喫した。この試合のスタメンは22試合目にして度会が1番を外れプロ初の8番起用。
東の立ち上がりは1回、巨人の先頭・門脇誠(23)を投ゴロに。2番・佐々木俊輔(24)、3番・坂本勇人(35)から二者連続の見逃し三振を奪った。
その裏、巨人の先発・戸郷翔征(24)に対し、先頭の1番・桑原将志(30)は左飛。2番・2番・石上泰輝(22)は投ゴロに。2死から3番・佐野恵太(29)は左安打を放ち出塁。4番・牧の遊ゴロを門脇が失策。一、二塁と先制のチャンスを作ったが5番・宮﨑敏郎(35)は投ゴロに倒れ得点ならず。
試合が動いたのは3回裏、先頭の桑原が右安打で出塁すると、続く2番・石上はセンターへの二塁打でえ繋ぎ、無死二、三塁に。3番・佐野の二ゴロの間に三塁走者の桑原が本塁へ変えると先制点を挙げた。
直後の4回表、東は2番・佐々木、3番・坂本に連打を浴び、走者を背負う展開も4番・岡本和真(27)を空振り三振。5番・丸佳浩(35)の打球をレフトを守る関根大気(25)が好捕。一打同点のピンチを凌いだ。
しかし5回表、1死から7番・萩尾匡也(23)にレフトフェンス直撃となる二塁打を放たれ、続く8番・吉川にも右安打が飛び出し一、三塁に。迎えた9番・戸郷にセーフティスクイズを決められ同点に。
1ー1の同点のまま迎えた終盤7回、1死から7番・萩尾にセンターへの三塁打を放たれると続く8番・吉川尚輝(29)に右適時打を浴び、勝ち越しを許した。
1点を追いかける展開となった8回裏、2番手・西舘勇陽(22)に対し、先頭の桑原が中安打で出塁すると続く2番・石上は送りバントを成功させ、1死二塁と同点の好機を作った。迎えた3番・佐野はセンターへの適時二塁打を放ち同点に追いついた。さらに4番・牧に勝ち越しとなるレフトへの適時二塁打が飛び出し3ー2に。逆転に成功した。
さらに5番・宮﨑は中安打で繋ぎ、6番・関根が死球を受け満塁と追加点のチャンスを迎えると2死から4番手・高梨雄平(31)に対し8番・度会に第3号満塁本塁打が飛び出し、この回一挙6得点。大きく突き放した。
9回は森原康平(32)が無失点に抑え試合終了。
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