長崎県で開催中のウエイトリフティングの全日本選手権で、10代の県勢が快挙達成です。女子55キロ級・名桜大学の比嘉成選手が、日本記録を更新しました。
男子55キロ級、日本のトップ選手たちも挑む大会で躍動したのは、今月高校生になったばかりの本部高校1年、天久星七。
この階級、最年少ながら得意のスナッチで魅せます。2回目で自己ベストを1キロ更新する105キロに成功。
上位が予想された選手たちの失敗試技も重なり、高校1年でスナッチ種目1位に輝く快挙を見せます。
続くクリーン&ジャーク。20歳以下のアジア・ジュニア選手権出場を目指す天久は、自己記録を5キロ上回る120キロに挑戦。
3回目、おしくも失敗。頭上まで挙げるも惜しくも成功ならず。トータルでは4位に終わりましたが堂々の試技を見せました。
夕方に始まった女子55キロ級には、4年後のロスオリンピックをめざす名桜大学1年の比嘉成が登場。
高校やジュニア世代の日本記録を樹立してきた比嘉は、初の全日本制覇をめざし得意のスナッチ2回目で大会新記録の89キロを成功させます。
続く3回目は、自身初のシニアの日本記録更新をめざして91キロに挑戦。県出身の佐渡山彩奈が持っていた日本記録を見事更新します。
スナッチでトップに立った比嘉はクリーン&ジャークも106キロを挙げ、トータルでも197キロとジュニアと大学の日本記録を更新し、全日本選手権初制覇を果たしました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。