サッカーJ1の横浜F・マリノスに所属する元日本代表の畠中槙之輔(29)が14日、今年で150周年を迎えた母校の横浜市立中川小学校を記念企画として訪問した。

2008年に卒業してから、母校を訪れるのは16年ぶりだという畠中が体育館に登場すると、大先輩の姿に子供たちは大喜び。まず児童から「目標にしていた選手は?」という質問が挙がると「学生時代好きだったのは、セルヒオ・ラモス選手。DFの選手だけど気持ちを前面に出して、守るというよりもボールを奪って攻撃に繋げる、攻撃的なディフェンスが好きだった」と長くスペイン代表で活躍したレジェンドへの憧れを話した。

約30分にわたり、夢や目標に向かっていくためのエールや、努力することの大切さを話した畠中は、これからの未来を担う後輩たちへ「この先、良いことも悪いことも、色々なことがある。目の前の小さな目標をコツコツとクリアしていけば大きな夢に繋がる。焦らずに今の人生を楽しんでほしい」とエールを送った。

その後、児童とリフティングパスをするなど交流を深めた畠中は「自分の卒業した小学校にこうして呼んでいただいて貴重な経験になった。当時は体育館でバスケをするのが好きで、変わったなと思いつつも、雰囲気はあの時のままで懐かしさを感じた」と自身の学生時代を懐かしんだ。

残りわずかに迫った今シーズンに向けては「これを機に僕を知ってくれた子もいると思う。マリノスの応援をしてくれる子もいるかもしれないので、自分が活躍する姿を見せて今日の体験を貴重なものにしてもらうことが自分の仕事だと思う」と後輩たちへの活躍を誓った。

■畠中槙之輔
1995年8月25日生まれ、29歳 神奈川県横浜市都筑区出身 身長185cm・体重83kg 2008年横浜市立中川小学校卒業。東京ヴェルディを経て、2018年横浜F・マリノスに入団。2019年、2022年のJ1リーグ優勝に貢献。2019年に日本代表初選出、10試合出場。

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