明治安田J1リーグ第36節、サンフレッチェ広島は、10日(日)、ACLのオーストラリアでの試合から中2日で浦和と対戦しました。

浦和(14位) vs. 広島(2位)(埼玉)

リーグ戦2連敗で首位・神戸との勝点差2で迎えたアウェーの浦和戦。8日(金)に8時間のフライトで帰国した中でのハードスケジュールでしたが、序盤は圧倒的に攻めます。

中野就斗 が強烈なシュートを連発するなど、スキッベ監督も「前半のうちにリードしなければならなかった」と話した中で迎えた前半終了まぎわー。浦和のプレーがハンドのように見えましたが、プレーは続行。キーパーとの1対1を決められ、先制を許してしまいます。スキッベ監督の猛抗議は受け入れられず、1点ビハインドで前半を終えます。

後半はゴールキーパーの 大迫敬介 がファインセーブを連発。守りから流れをたぐり寄せようとしますが、攻撃陣は何度も訪れる決定機をものにできません。

23本のシュートを放つもゴールネットを揺らすことはできず、3対0で敗れ、リーグ戦、痛い3連敗です。(浦和 3-0 広島)

サンフレッチェ広島 スキッベ監督
「相手はハンドがあったが、そのまま流されて失点してしまった。結果は大敗になってしまったが、アンラッキーな負けだった」

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石田充 アナウンサー
今のサッカーのルールでは手に当たっただけではハンドにはならない、偶発的かどうか、いろんなシチュエーションによって判定が変わるということですが、ちょっとサンフレッチェ側には “アンラッキー” な流れでした。

田村友里 キャスター
くやしい負けですね、これは。

石田充 アナウンサー
ただ、優勝の可能性は残されています。神戸が首位で勝点差3ですが、得失点差ではサンフレッチェの方が上という現状です。残り試合は2。サンフレッチェは、青山敏弘 選手の引退試合にもなっている12/1(日)札幌戦(ホーム)でいいゲームをして、12/8(日)のガンバ大阪戦(アウェー)に望みをつなげてほしいと思います。

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