元日開催の「ニューイヤー駅伝」(全日本実業団駅伝)に出場するチームが出揃った。12日に関西をはじめとする各地区で予選会が行われ、3日に実施された東日本(10チーム)と九州(9チーム)の予選会を含め、全37チームが“新年最初の日本一決定戦”の切符を手にした。

この日行われた「関西実業団駅伝」では、出場枠が昨年の上位5チームから4チームと1枠減り、狭き門をめぐって昨年より1チーム増え、全13チームでの争いに。優勝はSGホールディングス(3年ぶり)で、1区のルーキー・佐藤一世(23)から1度もトップを譲らず完全優勝。大塚製薬、大阪ガス、住友電工が4位以内に入り、3連覇を狙ったNTT西日本は5位でニューイヤー駅伝の連続出場は「16」でストップした。

「中部・北陸実業団駅伝」ではトヨタ紡織が24年ニューイヤー覇者のトヨタ自動車(Aチーム)を破り、同予選会3年ぶりの優勝。トーエネックら上位7チームが出場権を獲得した。1枠増えた北陸地区は、YKKが33連覇を果たし、セキノ興産が5年ぶりのニューイヤー切符を手にした。

「中国実業団駅伝」では、出場枠が1つ増え中電工が優勝。2位以降は前回ニューイヤーに出場した中国電力(2位)、マツダ(3位)、JFEスチール(4位)に加え、5位に入った武田薬品が3年ぶりに出場権を獲得した。

【ニューイヤー駅伝・出場全37チーム】

■東日本(10チーム)
GMOインターネットグループ、ヤクルト、サンベルクス、富士通、SUBARU、ロジスティード、Honda、Kao、JR東日本、埼玉医科大学グループ

■中部(7チーム)
トヨタ紡織、トヨタ自動車、トーエネック、愛知製鋼、NTN、愛三工業、中央発條

■北陸(2チーム)
YKK、セキノ興産

■関西(4チーム)
SGホールディングス、大塚製薬、大阪ガス、住友電工

■中国(5チーム)
中電工、中国電力、マツダ、JFEスチール、武田薬品

■九州(9チーム)
旭化成、黒崎播磨、安川電機、九電工、ひらまつ病院、三菱重工、トヨタ自動車九州、西鉄、戸上電機製作所

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