全国大会への出場をかけた県中総体の駅伝大会が諫早市で行われました。
女子では劇的なレース展開も。
男女ともに初めてのチームが頂点に立ちました。
県中総体の駅伝大会には中学校とクラブチーム男女それぞれ32チームが出場しました。
女子は12キロを5区間で争います。
1区でトップに立ったのは大村市の桜が原の山根です。
2位と約30秒の差をつけて、2区の選手にたすきをつなぎました。
リードを守りたい桜が原ですが、ここで1位に踊り出たのは対馬・鶏知です。
ことし2月の新人合同記録会で準優勝したスピードを発揮し、その後、鶏知がアンカーまで首位を守ります。
残り約400メートル。
鶏知の優勝が決まるかと思われましたが、2位の西彼陸友会の1年・横山が猛烈な追い上げをみせます。
1位は西彼陸友会。
発足時には3人しかいないクラブチームでしたが、1年生の入部で初出場、初優勝を飾りました。
西彼陸友会3年 松尾さくらキャプテン
「中学校で陸上をはじめてこんなになれると思ってなかった。みんなのおかげで優勝出来て嬉しい。陸友会が大好き」
西彼陸友会1年アンカー 横山希歩 選手
「みんなのおかげで私はここまで来れた。本当に感謝しかない」
18キロを6区間でたすきをつなぐ男子。
注目は対馬の鶏知です。
2023年、最終区間で抜かれて2位に終わりましたが、7日は1区からトップを譲らず初優勝。
前回の悔しさを晴らしてみせました。
鶏知中学校3年 酒井良 キャプテン
「今まで悔しい思いをしてきたので、チーム一丸となって先輩たちの思いを引き継いで最後まで走りぬいた」
鶏知中学校3年 アンカー 俵英虎 選手
「最後の大会になる。気持ちを高めて積み重ねて全国に挑みたい」
初優勝だった西彼陸友会と鶏知。
全国大会は12月15日に滋賀県で号砲です。
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