自動車メーカーのHondaは7日、2025年9月13日に開幕する「東京2025世界陸上競技選手権大会」(以下、東京2025世界陸上)に協賛するオフィシャルグローバルパートナーとして、ワールドアスレティックス(World Athletics:世界陸連)とのスポンサーシップに関する基本合意に至ったことを発表した。
大会ではマラソンで使用される先導車やオフィシャルカーなど、EVを中心とした環境車両を提供する。同社が世界陸連のパートナーとなるのは初めてとなる。
東京2025世界陸上の開催地・国立競技場が見える同社の青山ビルで行われた締結式には、三部敏宏社長と世界陸連のセバスチャン・コー会長が参加した。三部社長は「40年以上の歴史を持つ世界陸上は、毎回期待を超える多くの感動を得られるので私も大変楽しみな大会の1つです。大会を通じて、パートナーとして大会の魅力づけや、競技の盛り上げの両面で世界中に共感や感動をお届けできればということで、Hondaが出来る限り色んな事をやっていきたいと思っています」と話した。
また、コー会長は「とてもワクワクしています。Hondaは象徴的なブランドです。来年の東京世界陸上はHondaとのパートナーシップをみなさんに知っていただく素晴らしい機会です。1991年に東京で初めて開催された世界陸上をさらに超える素晴らしい大会になると思います。世界中から集まる何千もの陸上ファンを迎え、スタジアムを満員にすることが目標です。みなさん、ヒーロー達の歴史的な瞬間を見逃さないでください」と期待を口にした。
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