■MLB ナショナルズ 1-2 ドジャース(日本時間26日、ワシントンD.C.ナショナルズ・パーク)

ドジャースの山本由伸(25)はメジャー6度目の先発登板で、6回97球を投げ4安打無失点、7奪三振の快投でメジャー2勝目を飾った。

試合後、指揮官のD.ロバーツ監督(51)は「おそらく今までドジャースで経験した中で最高の先発だったし、ここ2試合は本当に良かった」と、山本のピッチングを称えた。

さらに「速球を両サイドに効果的に使っていたと思う。今日はストライクを先行していた。変化球を多く織り交ぜて三振を取れていたし、カーブも良かったし、スプリットも良かった」と賛辞を続けた。

5回には先頭打者のピッチャー強襲のライナーが顔面付近に飛んでくるも、グラブを差し出してスーパーキャッチ。打球速度169キロであわや負傷の場面で、思わず指揮官も心配になりマウンドへ。

山本はそのときのマウンドでのやり取りについて「あまり、言えないような内容でした(笑)」としたが、指揮官は「彼は『もう少しで死ぬところだった』と言ってたよ。それがとても面白かった」と笑顔をみせた。

「先発の途中でユーモアを交えることができたのは良かったし、彼がリセットして、次の打者に対してストライクのストレートを投げられたことが良かった」と、山本の成長を感じたようだ。

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