社会人野球日本選手権の1回戦が11月3日に行われ、三菱重工Westと日本製鉄鹿島が対戦した。
「日本一をとる約束を果たせなくて悔しい」この試合に先発したDeNAドラフト1位の三菱重工Westの竹田祐投手(25)は、開口一番、そう語った。立ち上がりを攻められるなど6回を5安打2失点。反省が残った試合と話すが、最後まで持ち前の気迫の投球を貫いた。そして、最後に苦楽を経験した三菱重工Westでの3年間を振り返った。
「いいときも悪いときもずっと先発させていただいた。野球もそうですし、人間的にも成長できた。精神力もついたし、感謝しかない。来年、自分がいなくなってもウエストのことは見ているので、みんなには頑張ってほしい。(僕は)この試合の反省も踏まえて新たなスタートを切りたい。」
この日、横浜DeNAベイスターズは26年ぶりの日本一に。連覇へ向けた来シーズンの不可欠なピースになるべく、25歳の右腕がプロの世界へと羽ばたいていく。
▼社会人野球日本選手権 1回戦(11月3日)
日本製鉄鹿島2-1三菱重工West
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。