5月26日開幕のテニスの四大大会第2戦、全仏オープンが行われるパリのローランギャロスで25日、メインコートの一つ「スザンヌ・ランラン」に新たに設置された可動式の屋根が公開された。大会責任者のアメリ・モレスモ・トーナメントディレクターは「柔軟性を持った日程を組める」と語った。
降雨の際は約15分間で屋根が閉められ、会場となる今夏のパリ五輪へ向けても朗報となった。全仏では既にセンターコートの「フィリップ・シャトリエ」でも開閉式の屋根が稼働している。
また、昨年に導入した交流サイト(SNS)での誹謗中傷から選手を保護するサービスは選手から好評だったといい、今年も実施。ジュニアの車いすの部も新設される。(共同)
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