バドミントンの国内最高リーグ、S/Jリーグが2日、埼玉と山口の2か所で開幕。前回2位で2シーズンぶりのV奪回を狙う再春館製薬所はPLENTY GLOBAL LINXに3連勝で開幕戦を勝利で飾った。今夏のパリオリンピック™で銅メダルを獲得した志田千陽(27)と松山奈未(26)は第1ダブルスで登場、ストレート勝ちしチームに勢いをつけた。
ダブルス2試合、シングルス1試合で争われるS/Jリーグ。再春館は第1試合に志田・松山の“シダマツ”を満を持して送り込んだ。出だしこそ1-3とリードを許したが、同点に追いつくと徐々にリードを広げ、21-13で先取した。第2ゲームは一度もリードされることなく21-10で奪い、ストレート勝ちを収めた。
つづくシングルスは2年目の明地陽菜(19)が登場。シングルスのエース・山口茜(27)はベンチから見守った。第1ゲームを21-15で奪うと、第2ゲームはわずか5点しか与えない完勝で再春館は2勝目を挙げた。第3試合のダブルスも金廣美希(21)、木山琉聖(20)ペアがストレート勝ちで3連勝。 開幕戦を白星スタートさせた。
また五輪2大会連続出場の“ナガマツ”ペアこと永原和可那(28)と松本麻佑(29)は所属する北都銀行の試合に、それぞれ別のペアで出場。S/Jリーグ終了後に引退を表明してる永原は第3試合に登場し、ストレート勝ち。10日の秋田大会を最後に北都銀行を離れる松本は第1試合に出場し、敗れた。
【S/Jリーグ 女子結果】
◆さいたま大会
BIPROGY 3-0 山陰合同銀行
岐阜Bluvic 3-0 NTT東日本
北都銀行 1-2 レゾナック
◆山口大会
ACT SAIKYO 2-1 七十七銀行
ヨネックス 2-1 広島ガス
再春館製薬所 3-0 PLENTY GLOBAL LINX
※写真は前回大会の志田、松山ペア
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