■プロ野球 SMBC日本シリーズ2024 第4戦 ソフトバンク0ー5DeNA (30日 みずほPayPay)
ソフトバンクがDeNAに完封負け、2連敗で2勝2敗のタイとなった。日本シリーズの完封負けは17年DeNAとの第4戦で0ー6で敗戦して以来7年ぶり。先発・石川がオースティンにソロ本塁打を浴び先制されると7回には尾形が宮崎にソロ本塁打を許すなど4失点を喫した。一方、打線はDeNA先発・ケイに7回まで散発4安打の無失点に抑えられ救援陣からも得点を奪えず、5安打で10三振を喫した。
先発・石川柊太は今季15試合登板し先発は10試合、7勝2敗、防御率2.56。今季は自身5連勝でシーズンを終えた。今季交流戦でDeNAと対戦なく、日本シリーズは7試合に登板し4勝0敗、防御率2.13だった。
石川は1回、桑原を遊ゴロ、牧を空振り三振、筒香を三ゴロに打ち取る順調な立ち上がり。
スタメンは1番ライト・柳田、2番センター・周東、3番サード・栗原、4番ファースト・山川、5番DH・近藤、6番ショート・今宮、7番セカンド・牧原大、8番キャッチャー・甲斐、9番レフトに日本シリーズ初出場・笹川のオーダーを組んだ。
DeNAの先発左腕・ケイに1回、柳田、周東、栗原と三者連続空振り三振に終わる。
石川は2回にオースティンと佐野にヒットを許し2死一・三塁とするが戸柱を初球カーブで遊飛に打ち取った。
ケイに3回まで山川、今宮、甲斐も空振り三振と6三振を喫し走者を1人も出すことができない。
すると4回1死から石川が4番・オースティンにカウント1ー2から146キロ・ストレートを強振され、逆方向のライト・テラスにソロアーチを運ばれ1点を先制される。
打線は4回、先頭・柳田が右安打で初出塁も周東は二ゴロ、栗原の強烈な二直は牧に好捕され、山川も右飛に倒れた。
5回の攻撃で近藤は空振り三振、今宮がレフト線にツーベースで1死二塁とするが牧原大は二飛、甲斐は三ゴロで同点に追いつけない。
石川は6回、先頭・桑原に右安打、牧を二飛、筒香を空振り三振に取り、オースティンを迎えたところで降板。代わった2番手・尾形が1死一塁でオースティンを3球で空振り三振に斬って取った。
直後の6回、先頭・笹川が左安打、柳田が凡退後に二盗を決める。周東が四球を選び1死一・二塁に。さらに栗原の一ゴロで2死二・三塁から山川は初球を打って中飛に倒れた。
好機を逃すと7回、続投した尾形が先頭・宮崎に153キロ・ストレートを叩かれ、レフトスタンドへソロアーチを叩き込まれ、0ー2となった。
さらに梶原に遊内安打、戸柱に四球、森敬に中安打で1死満塁として降板。代わった3番手・岩井が桑原にレフトオーバーの2点タイムリーツーベースを弾き返される。牧に四球を与え筒香を空振り三振に取るがオースティンにレフトへタイムリーを飛ばされ、0ー5とリードを広げられる。
直後の7回の攻撃はケイに先頭・近藤が中安打も今宮、牧原大、代打・ダウンズと倒れ好機を広げることができない。
8回の攻撃はDeNA2番手・坂本に1死から柳田がレフトにツーベースも周東は空振り三振、栗原は遊ゴロに打ち取られた。
9回の攻撃もDeNA3番手・ウェンデルケンに山川、近藤、今宮と凡退した。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。