大相撲の元大関で幕内朝乃山が25日、千葉県木更津市で行われた春巡業で右膝を痛め、残り3日の春巡業を休場することになった。病院で検査を受け、右膝内側側副靱帯損傷で全治3週間と診断された。約3年ぶりの三役復帰が確実な夏場所(5月12日初日、東京・両国国技館)への影響が懸念される。
30歳の朝乃山は朝稽古の申し合いに加わり、美ノ海と相撲を取った際に痛めたという。帰京前に報道陣の取材に応じ「本場所まで時間がないので治療するしかない。膝のけがは初めてなので、だいぶ嫌な感じ。相撲を取った際は気にならなかったが、今は痛みが出ている」と表情を曇らせた。
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