坂上俊次 アナウンサー
「兵庫県神戸市、甲南大学の岡本キャンパスです。広島カープのドラフト3位指名、岡本駿 投手にお越しいただきました。おめでとうございます」

広島カープ ドラフト3位指名
岡本駿 投手(22)甲南大学 右投左打 186cm/80kg

岡本駿 投手(甲南大学)
「ありがとうございます」

坂上俊次 アナウンサー
「なんか声を張ると、キャンパス内なんですけれども、けっこう周りに注目されて。どうですか、あのドラフト指名後、まわりの反応は?」

岡本駿 投手
「そうですね。たくさんの方が喜んでいただいて、自分もすごくやる気が出ています」

坂上俊次 アナウンサー
「こうやってお花が届いたりとか、大きな新聞記事になったりとか、まわりの反応とかを聞いて、実感はどうですか?

岡本駿 投手
「徐々に実感がわいてきて、自分自身もすごくうれしい気持ちです」

坂上俊次 アナウンサー
「ドラフト指名されたときのリアクションがとんでもなくよかったんですけれども、あのとき振り返ってもらえますか?」

岡本駿 投手
「(笑)もう高評価していただいたことにも驚いて、頭が真っ白になっていたんですけど…」

坂上俊次 アナウンサー
「自分の中ではこれぐらいで指名されるかとか、どんなイメージでドラフトを見ていたんですか?」

岡本駿 投手
「選ばれるかどうかも不安でしたし、選ばれても下位の方なのかなというふうに自分では思っていました」

坂上俊次 アナウンサー
「一番評価してもらったかなと思うのはどのあたりでしょう?」

岡本駿 投手
「やっぱり試合を作れるところ。自分の長所を十分に生かしたピッチングが評価されたのかなと思います」

坂上俊次 アナウンサー
「ちょうど岡本キャンパスの2階でお送りしているわけなんですけれども、大学の中を歩いていて、まわりの反応とか変化はどうですか?」

岡本駿 投手
「ぼく、歩いている方に『見ました。応援しています』っていうふうに言われることも多くなってきて、徐々に実感がわいています」

坂上俊次 アナウンサー
「野球部も部ができてちょうど70年の年。監督さんが就任されて30年の年という節目なんですけれども、どうですか、こういったときドラフトで指名された。しかも甲南大学初ですよね?」

岡本駿 投手
「そういう節目で第1号ということで自分がこうなれたことはとてもうれしく思います」

坂上俊次 アナウンサー
「とはいえ、なかなか、この学生会館のど真ん中で話すのも恥ずかしいので、ちょっとわれわれ2人、移動したいと思います。せえの!」

「さあ、今度はトレーニングルームに。実は生放送ではないってことが今、ばれてしまったんですけど、トレーニングルームにやってまいりました。今、一番取り組んでいる、プロに向けてがんばっていることが、ここでやっていることですか? 何が課題・テーマになっているんですか?」

岡本駿 投手
「今は柔軟性と筋力のアップです」

坂上俊次 アナウンサー
「せっかくなので、やっていただいてもよろしいですか。でも、投げ方を見ているとけっこう柔らかそうなんですけど…」

岡本駿 投手
「ちょっとかたい部分もあるので、そこを柔らかくしようと思っています」

坂上俊次 アナウンサー
「もうちょっと柔らかくなったら、こんな球が行くぞってのはどんな球だと考えていますか?」

岡本駿 投手
「もっと力がなく、勢いのあるボールが行くのかなと思います」

坂上俊次 アナウンサー
「投げ下ろす149キロのストレートという岡本投手なんですが、十分柔らかく見えますよ」

岡本駿 投手
「股関節とか少しかたいので、そのへんを重点的にやっています」

坂上俊次 アナウンサー
「トレーニングをやりながらでおうかがいしたいでんすけど、どうしてこの大学に入って、こんなに球が速くなったんですか?」

岡本駿 投手
「高校の監督にすすめてもらって入って、先輩とかの技だったり、教えをしっかり聞いたら、伸びていきました」

坂上俊次 アナウンサー
「目標とするピッチャーはいるんですか?」

岡本駿 投手
「森下(暢仁)投手や大瀬良(大地)投手のような投手になりたいです」

坂上俊次 アナウンサー
「会ったら聞けますよね、いろんなことを」

岡本駿 投手
「そうですね、はい」

坂上俊次 アナウンサー
「何を聞いてみたいですか?」

岡本駿 投手
「やっぱりキレのいいまっすぐを投げる方法だったり、キレッキレの変化球の投げ方を教えてほしいです」

坂上俊次 アナウンサー
「あっ、今度、逆ですね、足。こうやって柔軟性を高めてプロ入りに備えるということなんですけど、一番得意なボールはストレートと、その次は何ですか?」

岡本駿 投手
「チェンジアップです」

坂上俊次 アナウンサー
「けっこう空振りを取っていますけど、どんなイメージで放っているんですか?」

岡本駿 投手
「低めのボール球を振らすようなイメージでやっています」

坂上俊次 アナウンサー
「これからプロの生活ですけれども、プロでこんな活躍したいっていうのは、どんなイメージですか?」

岡本駿 投手
「毎年10勝とか15勝とか目指せるようなピッチャーになりたいと思っています」

坂上俊次 アナウンサー
「甲南大学から初っていうのもありますが、広島の盛り上がりもすごくて。広島の印象ってどうでしょう?

岡本駿 投手
「地域の方が本当にもう広島愛が強くて、とても愛されている球団だなと思います」

坂上俊次 アナウンサー
「本当に街に来るとカープ一色なんですよ。たとえば、こういうおつまみ類も全部、カープ。これ、差し上げますけども、もみじまんじゅうもカープ。ソースもカープ。どうですか、イメージは? ここまでカープという…」

岡本駿 投手
「ありがとうございます。もうカープ一色なところが頼もしいです(笑)」

坂上俊次 アナウンサー
「きょうは岡本投手に目標を書いてもらったんですけれども、見せてもらってもよろしいでしょうか?」

岡本駿 投手
「開幕1軍です」

坂上俊次 アナウンサー
「なんか即戦力で行けそうな感じがするんですけど、自分でどんなイメージですか?」

岡本駿 投手
「ここから入らせてもらうまで真剣に鍛えて、スタートダッシュよく行けるようにやろうと思っています」

坂上俊次 アナウンサー
「わかりました。最後に、広島の熱いファンに向けまして一言お願いします」

岡本駿 投手
「このたび、広島東洋カープから3位指名を受けました岡本駿です。広島では精いっぱいがんばりますので応援、よろしくお願いします」

坂上俊次 アナウンサー
「以上、甲南大学のトレーニング中の岡本選手とともにお送りしました。どうもありがとうございました」

  ◇  ◇  ◇

青山高治 キャスター
岡本投手もきっと、プロになるとこんなに矢継ぎ早に質問されるんだと実感したでしょうね。

中根夕希 キャスター
そうですね。でも、森下投手や大瀬良投手のように先発ローテーションを守る投手になってほしいです。

青山高治 キャスター
ドラフト3位をすごく喜んでいる感じがいいんですね。広島でお待ちしています。

(RCC「イマナマ!」カーチカチ!テレビより)

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