米大リーグ、ドジャースの大谷翔平は24日、ワシントンでのナショナルズ戦に「2番・指名打者」で出場。6打数3安打2打点1得点、1三振で連続試合安打を9に伸ばした。安打はいずれも二塁打で両リーグ最多の今季14本となった。打率もトップの3割7分1厘。
相手先発は2年目右腕マービン。一回1死走者なしの第1打席から、らしさ全開。2球目の高め、155キロのフォーシームを振り抜くと、打球は初速186キロの鋭さで右中間を破る今季12本目の二塁打。その後、4番スミスの中前タイムリーで先制の本塁を踏んだ。
ベッツの2点タイムリーで3-0とした二回1死一塁の第2打席は内角のカットボールに強烈な一ゴロ。打球の速さが大谷の走力を上回って併殺打に。四回1死一塁での第3打席は内角のカットボールをいい角度で打ち上げたが、フェンス手前の中飛。悔しそうな顔をしていた。六回1死走者なしの第4打席は2番手右腕ローの変化球攻めに空振り三振。
八回1死からの第5打席は4番手右腕レイニーのフォーシームをとらえて右中間を破る13本目の二塁打。二塁打と暴投で三塁に進んでいたベッツを迎え入れた。二塁上では小ぶりな新バージョン(?)の「キケポーズ」を披露した。
九回2死一、三塁の第6打席は、5番手右腕バーンズの3球目、149キロのフォーシームを左中間へ。3試合連発かと思えたが、打球はフェンス直撃して3本目の二塁打。14本まで増やした。三塁走者が生還し、この日2打点を稼いだ。
試合は11-2で圧勝、先発したナックがメジャー初勝利を挙げた。25日(日本時間26日)のナショナルズとの3戦目は山本由伸が先発する予定。
ナショナルズ戦の8回、適時二塁打を放ち、走るドジャース・大谷 =ワシントン(USA TODAY・ロイター)
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