■SMBC日本シリーズ2024・第2戦 DeNA 3-6 ソフトバンク(27日・横浜スタジアム)
DeNAはソフトバンクに2連敗を喫し、日本シリーズを0勝2敗とした。
試合は1回、先発・大貫晋一(30)が山川穂高(32)に先制2ラン本塁打を浴びるなど3回途中5失点(自責4)。打線は5回に桑原将志(31)に2点適時二塁打、7回には牧秀悟(26)にも適時二塁打が飛び出し3点を返すも反撃及ばず。
日本シリーズ第2戦、前日の試合では先発・ジャクソン(28)が2死満塁から有原航平(32)に2点適時打を浴び先制を許した。さらに9回表に6番手で登板した堀岡隼人(26)が3失点(自責2)と打ち込まれた。その裏、2死から梶原昂希(25)、森敬斗(22)に連続タイムリーが飛び出すなど粘りを見せ3点を返したが及ばず。初戦に敗れ黒星スタートとなった。
第2戦の先発・大貫は今季レギュラーシーズン15試合に登板し6勝7敗、防御率2.85をマーク。クライマックスシリーズ(CS)ではファイナルステージ第2戦(17日・巨人戦)に登板し7回途中1失点の好投を披露し勝利に導いた。
スタメンはこれまで4番で起用されていたオースティン(33)がベンチから外れ、2番に梶原、3番に牧、4番に筒香嘉智(32)、5番に佐野恵太(29)、6番に宮﨑敏郎(35)が起用された。
大貫の立ち上がりは1回、ソフトバンクの先頭・柳田悠岐(36)を空振り三振。しかし続く2番・周東佑京(28)に右安打を放たれ出塁を許した。3番・今宮健太(33)から空振り三振を奪うも2死一塁から4番・山川にレフトスタンドに飛び込む2ラン本塁打を放たれ2点を先制された。
いきなり2点を追いかける展開となった打線はその裏、ソフトバンクの先発・モイネロ(28)に対し先頭・桑原が三ゴロ、2番・梶原が遊直、3番・牧は空振り三振に倒れ走者を出すことができず。
3回表、3番・今宮に左安打、4番・山川に左安打と打ち込まれると5番・栗原陵矢(28)に四球を与え、無死満塁のピンチに。6番・柳町達(27)は二ゴロで1死とするも7番・牧原大成(32)にライトへの適時打を浴び0ー4と突き放された。さらにライトを守る梶原が打球をファンブル、走者に進塁を許し1死二、三塁とした。ここで大貫は降板、2番手で佐々木千隼(30)が登板し8番・甲斐拓也びライトへの犠飛で1点を失うも9番・モイネロを左飛に打ち取った。
中盤に入り4回表は3番手・濵口遥大(29)が登板し1死走者無しから2番・周東に左二塁打を放たれ得点圏に走者を背負うと2死二塁から4番・山川にレフトへの適時打を許し6点目を与えた。
6点差となり4回裏、1死走者無しから3番・牧がこの試合チーム初ヒットとなる中安打を放ち出塁。5番・佐野が死球を受け走者一、二塁となるも6番・宮﨑は捕邪飛。得点の好機を活かすことができなかった。
濵口は2イニング目のマウンドを三者凡退で抑えると5回裏、1死走者無しから8番・森敬斗(22)がピッチャー強襲のヒットで出塁。続く代打・松尾汐恩(20)も左二塁打で繋ぐと1番・桑原は初球を捉え打球はレフトへの適時二塁打に。2点を返し2ー6となった。
後半戦に入り6回表は4番手・中川颯(26)がマウンドに上がり三者凡退に抑える好投。そのまま7回表2死まで投げ抜くと降板。5番手・坂本裕哉(27)がマウンドに上がり5番・栗原を空振り三振に抑えた。
7回裏、2死走者無しから1番・桑原が左安打、2番・梶原が右安打を放ち得点の好機を作るとモイネロは降板。ソフトバンクの2番手・尾形崇斗(25)に対し3番・牧がレフトへの適時二塁打を放ち3点目を返した。なおも2死二、三塁と好機は続くも4番・筒香は遊ゴロに倒れ追加点を奪えず。
3点差のまま9回表は6番手・伊勢大夢(26)が登板すると無失点に抑えた。その裏、打線はソフトバンクの4番手・オスナ(29)に対し8番・森敬から始まる打線も無得点に倒れ試合終了。敗れたDeNAは本拠地での連戦も2連敗に終わり0勝2敗。29日から敵地で3戦目を迎える。
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