坂上俊次 アナウンサー
プロ野球ドラフト会議なんですが、注目の 宗山塁 選手(明治大学)は5球団競合の末、楽天が交渉権獲得ということになりました。
広島カープは、佐々木泰 選手(青山学院大学)との交渉権を獲得。
1位 佐々木泰 内野手(21)青山学院大学
2位 佐藤柳之介 投手(21)富士大学
3位 岡本駿 投手(22)甲南大学
ドラフト1位指名、佐々木泰投手から見ていきたいと思います。青山学院大学の178センチ・82キロ。非常にフルスイングを含めた長打力が評価されています。
1位指名 佐々木泰(21)青山学院大学
内野手 右投右打 178cm/82kg
スイングに力があり チームを引っ張る力がある
RCC野球解説者 天谷宗一郎 さん
もうバッティング、強く振れるってすごく大事なことだと思うんですけれども、それが強引に振るのではなくて、しっかりと自分の形の中で強く振れるっていうところを評価したんだと思います。
坂上俊次 アナウンサー
広島カープの指名の方向性、ぶれがなかったですね。
天谷宗一郎 さん
そうですね。野手っていうところを言っていた中で宗山選手を外しはしましたけれども、そのあと、しっかりと “右の大砲候補” を指名しました。佐々木選手の映像が入ってきています。
現在の東京都渋谷区の青山学院大学の様子です。スタッフが急行いたしまして、今、青山学院大学でガッツポーズをする 佐々木泰 選手の映像をとらえています。目標は「ホームラン王」ということです。天谷さん、イメージぴったりですか?
天谷宗一郎 さん
そうですね。すごくスマートな顔をしているのに、打席の中でのあの荒々しさ。ギャップもなんかすごくいいですね。今、壇上に上がりまして、このあたり手持ち無沙汰、緊張の表情もあるという佐々木泰選手、今、髪を一度かき上げました。
それでは、指名の瞬間の映像です。
ふーっと息をつきました。喜びというよりも、ほっとしたところがあるのかもしれませんね。
天谷宗一郎 さん
そっちの方が強そうだなと思いますし、昨年、常廣(羽也斗)投手も青山学院大から来ていますから、受け入れる体制ってしっかりとできているんじゃないかなと思います。
広島カープ ドラフト1位 佐々木泰 投手(青山学院大学)
― 指名された瞬間の心境は?
「驚きという気持ちが一番でした」
― 広島カープの印象は?
「若い方からベテランの方まで本当にすごく実力のある選手の人たちが多くいるイメージで、早くその中で野球がしたいという気持ちでいっぱいです」
― 自身のストロングポイントとカープでどんなふうに生かしていきたいか?
「自分の一番のセールスポイントは勝負強いバッティングというところで、ここで打ってほしいというときに1本打てるようなバッティングが自分の一番のセールスポイントだと思っています。また、守備がすごく上手な選手が多いというイメージもあるので、守備をさらに磨きをかけられたらいいかなというふうに思っています」
「去年、ドラフト1位指名いただいた 常廣羽也斗 選手が先輩としているので、心強いという気持ちがありますし、さっきも言ったんですけど、守備がうまい選手が菊池(涼介)選手だったり、矢野(雅哉)選手がいるので、守備を教えていただきたいという思いがあります」
― 目標の選手は?
「自分は今、メジャーリーグで活躍されている 鈴木誠也 選手のような、球団や日本を代表するような打者になれるようにがんばっていきたいと思います」
― カープのファンのみなさんにメッセージを。
「広島東洋カープより1位指名をいただきました佐々木泰です。これからチームの中心選手となっていけるように、早くプロの世界に慣れてがんばっていきたいと思いますので、よろしくお願いします」
坂上俊次 アナウンサー
速報です。応援団が佐々木泰 選手を応援する映像が入ってまいりました。盛り上がっていますね、このあたり。青学の応援団が登場しまして、引き締まった表情でエールを受けるという佐々木選手です。
記念撮影ではずいぶんと表情が変わってきました。周囲のエールなどを受けまして、白い歯が見えるようになりました。青学は 西川史礁 選手も指名されていますので、そろってということになりました。
さて、この番組の強みなんですが、なんと天谷宗一郎さんは、現場でこの佐々木選手を取材した経験があるということなんです。実際球場で見ていますよね。
天谷宗一郎 さん
去年、見させてもらったんですけれども、打席の中での雰囲気とかオーラっていうのを3年生ながらにも持っていた。上位でいくのは間違いないんだろうなっていうのを感じさせるぐらいの雰囲気があるバッターでした。そして、見に行った日にホームランを打ってくれたんですけども、こういった姿をマツダスタジアムでたくさん見せてほしいなと思います。
坂上俊次 アナウンサー
青学は2年続いての指名ということで常廣選手は、一つ後輩の佐々木選手、もう大学1年のときから試合に出ていて、すごい後輩だったと。ほかにもコーチもいるし、スタッフもいるし。キャッチャーの 髙木翔斗 選手も…
天谷宗一郎 さん
県立岐阜商業。
坂上俊次 アナウンサー
そうですね。青学とか県立岐阜商業とかOBがいっぱいつながっていると。
天谷宗一郎 さん
そうなんです。もう完全に受け入れ体制は万全の状態で、佐々木選手を受け入れる状態になっていますね。石原慶幸コーチもいますから。
坂上俊次 アナウンサー
それでは青山学院大学の現在の様子をもう一度見てみたいと思います。おっと、佐々木選手、スマホの確認です。そして記者ですね。よくあるパターンです。帽子を持ってきて、「かぶってください」「サインしてください」「ガッツポーズをしてください」と…
青山高治 キャスター
小道具を準備して…
坂上俊次 アナウンサー
帽子をもう一度かぶり直す。深めにかぶると表情が見えませんので、このあたりは浅めにかぶるところがポイントなんですが、準備がいいですね。
天谷宗一郎 さん
ただ、赤もすごく似合いますね。
坂上俊次 アナウンサー
右手にメガホンバットを持って帽子をかぶって…。あすの新聞の一面になるかもしれません。現在の青山学院大学の様子でした。
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