今シーズンから10チームが参戦するSVリーグと、東地区に8チーム、西地区に10チームが参戦する新Vリーグがスタートしました。

鹿児島市日置市を拠点に活動するフラーゴラッド鹿児島は、Vリーグの西地区に参戦しています。
19日、開幕戦ではベテランと若手選手がうまく融合し、連勝スタートとなりました。


19日、鹿児島県南さつま市で行われたフラーゴラッド鹿児島のシーズン開幕戦。
体育館には開場前から多くの人が訪れ、長い列ができていました。

県外から訪れたファンの姿もー

県外からのファン
Q.きょうはどちらから?
「埼玉です。ここから優勝に繋がるような瞬間を見たい」
Q.試合中は応援する?写真を撮る?
「どっちもです。でも応援します」

上片平健アナウンサー
「会場には多くのファンが集まりました。フラーゴラッド注目の開幕戦。新Vリーグで新たな戦いが始まります」

昨シーズンV3で初参戦し優勝したフラーゴラッド。
当時のメンバーに新戦力も加わり、新たなリーグでも頂点を目指します。

開幕戦の相手は、昨シーズンV3で戦った兵庫デルフィーノです。

第1セット、フラーゴラッドは開幕戦の緊張からか動きが硬く、競った展開が続きます。
そんな中流れを変えたのは、今シーズン加入した2人の選手でした。

昨シーズンV1でプレーした笠利のスパイク!
さらに、関西福祉大学から加入したルーキー・古井のブロックポイント!
勢いに乗ったフラーゴラッドは25対23で第1セットを先取します。

第2セットに入ってもフラーゴラッドの勢いは止まりません。
このセットからコートに入った織田のスパイクや、笠利のバックアタック!
第2セットも奪い、開幕戦勝利へ王手をかけます。

そして迎えた第3セット。
昨シーズンのMVP長友が躍動します。
鋭いスパイクを次々と決め、兵庫を引き離します。

ベテランと若手がうまく融合し、ストレート勝ちを収めたフラーゴラッド。
新たなリーグで好スタートを切りました。

訪れたファン
「楽しいですね。あしたも来ます!」
「すごく感動した。元気をもらえる」
「席も近くて迫力満点だった」

フラーゴラッド鹿児島・小川貴史監督
「これだけ多くのお客さんが入ってくれて、とてもうれしいし、皆さんが望んでいるのは連勝だけだと思うので、その期待に応えられるように、あしたもしっかり頑張りたい」

チーム最多10得点・長友優磨キャプテン
「3-0のストレートでしっかり勝つことができてまずは良かった。(今後も)自分たちのバレーをしっかりやって、勝てるように頑張りたい」

新加入で7得点の活躍・笠利真吾選手
「攻撃の部分できょうは貢献できたので良かった。シーズンを通してチームとしても個人としても成長していきたい」

フラーゴラッドは20日の第2戦でもセットカウント3対1で勝利し、連勝スタートとなりました。

次の試合は11月9日と10日、日置市で福岡ウイニングスピリッツと対戦します。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。