Bリーグで4連敗中の広島ドラゴンフライズは、アウェイに乗り込んで、船生誠也 が移籍したサンロッカーズ渋谷と対戦しました。

10月19日(土)ゲーム1 サンロッカーズ渋谷 vs. 広島ドラゴンフライズ

広島ドラゴンフライズは、渋谷に乗り込んでの一戦。待望の ドウェイン・エバンス が故障から復帰し、今シーズン初めてスターティング5で出場しました。

試合開始早々、そのエバンスが最初のゴールを決めます。頼もしい大黒柱の復活です。

しかし、日本代表・ホーキンソンにブロックショットでボールを奪われると、そのまま速攻を許し、3ポイントを決められ、あっという間に逆転を許します。ディフェンスでも渋谷の攻撃を止められず、2けた点差をつけられます。

その後、エバンスが3ポイントを決めるなど14得点12リバウンドと故障明けの影響を感じさせない活躍を見せますが、この日は3ポイントがチームで15%、3本しか入らず、さらに “鬼門” の第4クォーターでミスが続出し、万事休す。16点差をつけられ完敗。開幕からの連敗は5となりました。(SR渋谷 79-63 広島)

10月20日(日)ゲーム2 サンロッカーズ渋谷 vs. 広島ドラゴンフライズ

切り替えたい広島ドラゴンフライズは一転、別のチームかのようなハードなディフェンスが炸裂。開始早々、ダブルチームでボールを奪うと、山崎稜 が速攻を決め、好スタートを切ります。

この日、積極的に攻めたという 中村拓人 が躍動します。バックサイドまで一気に切り込み、レイバックシュートでリードを広げます。

ロバーツ・ケインは3ポイントを決めて、今シーズン初めて2けた得点をリードする展開。さらに中村がホーキンソンをターンでかわしながら華麗なレイアップを決めます。

後半に入っても中村が超深い位置からのディープ3を決めて、16得点を挙げる活躍。その後もメイヨが2本目の3ポイントを決めるなど、最大22点差をつけ、試合を有利に進めます。

しかし、“鬼門” の第4クォーター。一気に点差を詰められ、残り18秒で3点差まで追い詰められます。 ここからなんとかファウルゲームを制し、ようやく連敗を止め、朝山ヘッドコーチ、リーグ戦初勝利となりました。(SR渋谷 69-74 広島)

広島ドラゴンフライズ 朝山正悟 ヘッドコーチ
「ゲームの初めからしっかりディフェンスをやって、1試合通してやることができたと思っています。もちろん、まだまだ課題はあるんですけども、きょうは非常に勝ててよかったんじゃないかなと、そういうふうに思っています」

― エバンスの復帰でようやく初勝利を挙げた広島ドラゴンフライズ。朝山ヘッドコーチもついに初勝利、これからが本番です。今週はあさって23日、今シーズン唯一の広島グリーンアリーナでの開催で茨城ロボッツを迎えます。さらに週末にはアウェイで西地区のライバル・琉球と対戦するハード日程が続きます。

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