バレーボール世界最高峰・イタリアセリエAのプレーオフ3位決定戦、第3戦が日本時間25日に行われ、石川祐希(28)の所属するレギュラーシーズン6位のミラノが同1位のトレンティーノにストレート勝ち(25-22、25-23、25-14)をおさめた。ミラノはこれで2勝1敗とし、クラブと石川自身初の3位に王手をかけた。
過去2試合はフルセットの激闘を繰り広げ、1勝1敗で迎えた敵地での第3戦。石川のミラノは第1セット、序盤からリードする展開も、17‐13から4連続失点で同点に追いつかれる。しかし石川のスパイクでブロックアウトをとるなど3連続ポイントで再びリードし、最後も石川がレフトからの強烈なスパイクを決め、先取した。第2セットでは11‐10の場面でサービスエースを決めた石川。競り合いとなったが、19‐21から石川の多彩なアタックが光り、ミラノが4連続得点で抜け出し連取。第3セットは終始主導権を握り、大差をつけ圧勝した。
石川は全セットでスタメン出場。両チームトップの18得点をマークし、MVPに輝いた。
昨季チーム初の4強入りを達成したミラノは、最高順位の3位まであと1勝。次戦は日本時間28日にミラノで行われる。
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