プロバスケットボール・琉球ゴールデンキングスは16日、今季目指す大きなタイトルの1つ、東アジアの強豪が集う「EASL(東アジアスーパーリーグ)」の初戦を迎えました。
「沖縄から世界へ」をテーマに、アジアの強豪が集うEASLに挑むキングス。予選ラウンドの第1戦、去年フィリピンリーグを制した強豪、メラルコ・ボルツをホームに迎えました。
キングスは、第1Q、松脇圭志がアウトサイドからリングをスリーポイントで射抜くと、インサイドでもジャック・クーリーが強さを見せリードを奪います。
続く第2Qには、キングス2年目となる帰化選手、アレックス・カークが、シュートにブロックにと攻守で存在感を発揮。
岸本隆一もスリーポイントを沈め、16点のリードで試合前半を折り返します。
フィリピン、メラルコ・ボルツも反撃。昨シーズンまでキングスでプレーしていたアレン・ダーラムが、対戦相手となり健在ぶりをアピール。徐々に点差を縮めます。
キングスが9点をリードして迎えた最終第4Q。キングスは植松義也とキャプテン、
ヴィック・ローが勝負所で得点を奪い、相手を突き放します。
あきらめない相手に3点差にまで詰め寄られましたが、リードを守りきったキングス。EASL初優勝に向け1歩を踏み出しました。
▽桶谷HC
「1つ勝てたことがすごくよかった」「みんなで集中してコミュニケーション取りながらしっかり頑張って抑えてくれた。最後はすごく良いエンディングになったなと思います」
そのキングスについて17日、2026年に開幕する新たな世界基準の国内リーグ、「Bプレミア」の参入クラブとなることが発表されました。
「Bプレミア」は競技結果による昇格・降格がなく、ホームアリーナや入場者数などの事業規模によって参入が制限される枠組みで、世界でもトップのリーグを目指すとしています。
▽岸本隆一選手
「より規模の大きいリーグになると思うので、沖縄の子供たちにとって夢のあるリーグ・チームを目指して、そのひとつの要素になれるように僕自身も頑張っていきたいと思います」
キングスは今シーズン、天皇杯やEASL優勝、そしてBリーグの王座奪還を目指しながら、その先、2026年のBプレミア開幕へと歩みを進めていきます。
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