■MLB リーグ優勝決定シリーズ・第3戦 メッツ 0ー8 ドジャース(日本時間17日、シティ・フィールド)

ドジャース・大谷翔平(30)がリーグ優勝決定シリーズ第3戦、敵地でのメッツ戦で4点リードの8回にダメ押しの3ランを放った。

チームは8-0の快勝で同シリーズ2勝1敗で勝ち越し。ワールドシリーズ進出へあと2勝とした。

ポストシーズン、無走者の打席では25打席連続ノーヒットと苦しい打席が続いていたが、得点圏では6打数5安打(2本塁打)8打点と勝負強さを発揮している。

この日も第4打席まで全て“走者なし”で打席に立ったが、一ゴロ、四球、右飛、空振り三振と沈黙。メッツ戦、初戦の第4打席から11打席連続ノーヒットに。

だが8回は1死一・二塁の場面で打席に立つと、メッツ3番手のT.メギルに対し2球目のカットボールを振り抜くと、高々と舞い上がった打球はライトポール際左に吸い込まれ、ダメ押しの3ランとなった。この一発で7-0と突き放し、敵地はブーイングから悲鳴交じりのため息に包まれた。

大谷は前日の会見で「ディビジョンシリーズもパドレスのホーム、サンディエゴの方に行ってやりましたけど、雰囲気も素晴らしかったので。今回もニューヨークに、敵地に来てどういう風な感じなのかなっていうのは、それはそれで初めてなので楽しみです」と話し、レギュラーシーズンとの違いを楽しんでいるようだ。

明日の第4戦は山本由伸(26)がPS3度目の先発。ワールドシリーズ進出王手に向け、その投球に期待が高まる。

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