■プロ野球 セ・リーグCSファイナルステージ第1戦 巨人0ー2DeNA (16日 東京ドーム)

DeNAはCSファイナルの初戦で巨人に完封勝利、巨人にアドバンテージがあり1勝1敗のタイとした。CSファーストステージ阪神戦から3連勝。打線は佐野が4回に2試合連続のCS2号ソロを放ち先制、7回には代打・筒香がレフトへタイムリーを流し打ち追加点を挙げた。先発・ケイが6回を1安打無失点に抑えると山﨑、坂本、堀岡、伊勢が無失点で抑えた。

CSファイナルステージはリーグ優勝の巨人に1勝アドバンテージがあり6回戦制で4勝したチームが日本シリーズに進出する。DeNAは3位からファイナルで広島を破った17年以来7年ぶりの日本シリーズ進出を目指す。

宮崎はファーストステージ第2戦の13日・阪神戦(甲子園)で右足がつったがスタメン出場、捕手には戸柱が入った。

巨人の先発・戸郷は今季のDeNA戦は5試合に登板、1勝2敗、防御率1.54。対戦球団別で唯一、本塁打を今季は許していない。

1回、梶原が三内安打、牧と佐野がともに左飛、オースティンは四球で2死一・二塁とするが宮崎は右飛に終わる。

先発・ケイは今季24試合に登板、6勝9敗、防御率3.42。今季の巨人戦は8試合に登板、1勝5敗、防御率4.64は対戦球団別で最も相性が悪い。

ケイは1回1死から増田大に四球、オコエを空振り三振も二盗を決められる。岡本和に四球で2死一・二塁とするが大城卓を三ゴロに打ち取った。

ケイは2回、坂本を二飛、モンテスを遊飛、門脇を左飛と3人で退け3回も戸郷、丸、増田大を三者凡退に抑える。

すると4回、先頭・佐野がライトスタンドへ2試合連続のCS通算2本目のソロアーチを放り込み先制。

ケイは4回1死から岡本和に四球も大城卓を遊ゴロ併殺打に打ち取る。

だがケイは5回、坂本に四球、門脇に初ヒットの左安打、戸郷の犠打で2死二・三塁とするが丸を一ゴロに打ち取り得点を与えない。

6回の攻撃は佐野が三飛、オースティンが中飛、宮崎が遊ゴロとクリーンアップが三者凡退に終わった。

ケイは6回、増田大を見逃し三振、オコエを遊ゴロ、岡本和を見逃し三振と上位打線を3人で抑える。ケイは6回を102球、1安打、4四球、6奪三振の無失点で降板。

打線は7回、先頭・桑原が左安打、森敬の犠打で1死二塁、戸柱が右安打で1死一・三塁から代打・筒香は代わった巨人2番手・高梨からレフト前にタイムリーを流し打ち、2ー0とする。

7回は2番手・山﨑が1死から坂本に左安打、モンテスを見逃し三振、門脇に中安打で2死一・二塁で代わった3番手・坂本が代打・中山を三直に封じた。

8回は巨人を戦力外となり今季から入団した4番手・堀岡が先頭・丸に右安打も増田陸を中飛、オコエを空振り三振、岡本和を右飛に抑えた。

9回は5番手・伊勢が大城卓を空振り三振、坂本を左飛、モンテスを遊飛に打ち取り無失点で締めた。

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