来年の東京2025世界陸上で活躍が期待される短距離のサニブラウン・アブデル・ハキーム(25、東レ)が、母校であるお台場学園港陽小学校(東京・港区)を訪問した。母校に帰るのは2011年の卒業式から約13年ぶり。
体育館に集まった生徒・児童に向けて行われたトークショーでは、「体育の時間の思い出は?」との質問に「ジンギスカンを踊ったこと」と意外な答えを返して会場を盛り上げた。また「小学生の時の100m走のタイムは?」と聞かれると、「12秒5」と答えると、その速さに驚きの声が上がった。
トークショーの後は小学生たちと一緒に給食タイム。食事中にも周囲の児童から質問攻めにあい、「どこに住んでいるの?」「アメリカだよ」「英語はしゃべれるの?」「勉強したからしゃべれるよ」と会話が途切れなかった。
今回の訪問は陸上界を盛り上げて、子供たちと触れあいたいというサニブラウンの思いから実現されたものだ。陸上界を背負う日本のエースは「やっぱり元気がいいですね。 自分も元気を貰えてよかった」と英気を養った様子だった。「来年は東京世界陸上があるので影響力がある現役アスリートが自らこういうことをやっていければ」と来年の東京2025世界陸上に向けて気を引き締めていた。
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