■MLB ナショナルズ 2ー11 ドジャース(日本時間25日、ワシントンDC、ナショナルズ・パーク)

ドジャース・大谷翔平(29)が24日(日本時間)、敵地でのナショナルズ戦に「2番・DH」で先発出場。6打数3安打2打点で打率は.364から.371に上がった。9試合連続安打、3試合連続打点、今季4度目の3安打となった。

打率.364、安打数36本は両リーグトップ、さらに2試合連続ホームランと好調の大谷はナショナルズ先発J.アービン(27)と対戦。初顔合わせとなった18日(同)は3打数2安打とタイミングが合っていた。

1回の第1打席、敵地のワシントンDCでも大歓声を受けてバッターボックスへ。カウント1-0から外角高め97マイル(156キロ)のストレートに力負けせず、打球速度115.6マイル(186キロ)で右中間を深々と破るツーベース。9試合連続安打をマークした。そして、4番・W.スミス(29)のレフト前ヒットで大谷が先制のホームを踏んだ。

2回の第2打席は1死一塁、カウント1-1からまたも内角高めのカットボールを捉えたが、いい当たりもファースト正面のゴロ。打球が速すぎて大谷の足でもダブルプレー。3月30日以来、今季2個目の併殺打となった。

4対2と2点リードの4回、1死一塁で迎えた第3打席、1球目、甘く入ってきた真ん中低めのストレートを見逃してストライク。そして2球目、再び内角高め89マイル(143キロ)のカットボールを強振。打球角度は27度と感じ良くあがったが、やや差し込まれてセンターフライ。大谷は右手の角度を確認しながらベンチに戻った。

6回、第4打席はナショナルズ2人目D.ロウ(33)と対戦。1球目から積極的に振っていき、5球連続でファール。カウント2-1から7球目、内角低めのスライダーに空振り三振。そして、9回には1死三塁で第5打席、外角低め151キロのストレートを完璧にとらえ、打球速度170.1キロの弾丸ライナーで右中間を破るタイムリーツーベース。2塁ベース上で腕をたたんでのセレブレーションで笑顔を見せていた。今季12度目、2試合ぶりのマルチヒットをマーク。

9回、2死一、三塁で第6打席、ナショナルズは5人目M.バーンズ(33)。前日24日(同)の6号と同じイニング、同じ投手と対戦。3球目、外角高め93マイル(150キロ)のストレートを逆方向へ、打球角度は29度といい感じで上がったがあとひと伸び足らず。フェンス直撃のタイムリーツーベース。今季4度目の3安打をマークした。

大谷は6打数3安打2打点で打率は.371。9試合連続安打、3試合連続打点、今季4度目の3安打となった。チームは4月3日以来、今季2度目の3連勝となり、先発のL.ナック(26)はメジャー初勝利を挙げた。

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