バレーボール広島サンダーズは、新リーグ「SVリーグ」の初戦を地元・広島グリーンアリーナで迎えました。

地元開幕戦 10月12日(土)広島サンダーズ vs. 東レアローズ静岡

アリーナには2面のビジョンに、照明の演出―。新リーグを追い風にバレーボール界は大きく変わろうとしています。

坂上俊次 アナウンサー
「コート上での演出面もパワーアップし、新生『SVリーグ』、いよいよ開幕です」

試合は、東レアローズ静岡が、元・ブラジル代表のアランを中心に多彩な攻撃で1・2セットを先取します。

しかし、ここから広島サンダーズが流れを取り戻します。第3セット、守備の強度を高めると、アタッカーのみならず、センターの 三輪大将 らが機能し始めます。

こうなると広島のペース。身長212センチの フェリペ・モレイラ・ロケ が、異次元の高さを見せれば、同じく新外国人の オレオル・カメホ・ドーシー も強打を連発。

自慢の攻撃陣がその強みを存分に見せつけ、土壇場からの3セット連取。広島サンダーズは大逆転勝利でホームのファンを熱狂させました。(広島サンダーズ 3-2 東 レ静岡)

広島サンダーズ 三輪大将 選手
「みんなで鼓舞しあって、そこでやっぱり本当に一人じゃなくて、みんなで戦えた試合かなと思います。このスタート、1勝できてよかったかなと思います」

広島サンダーズ 唐川大志 選手
「もう、さっくりやられるかなっていうところから全員で粘り強く戦っていけたところがやっぱり逆転勝利につながったと思います。演出もいつもと違って、お客さんもこっちが得点したときに盛り上がってくれて、本当に楽しい空間だったので、これからも応援よろしくお願いします」

― 翌日のゲーム2は静岡に敗れました。今回のリーグから外国人選手がコートに2人立てるようになったこともあり、かなりスピードと高さの増した戦いが展開されています。その中でもロケ、カメホの2枚看板はリーグでも屈指の破壊力と言えそうです。

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