■バレーボール・大同生命 SV.LEAGUE 男子 東京GBーWD名古屋(12日、東京体育館)
国内バレーボールの新リーグ”SVリーグ”の東京グレートベアーズがホーム開幕戦を迎え、ウルフドッグス名古屋相手にセットカウント1ー3(22ー25、21ー25、25―23、18-25)で敗れ黒星スタートとなった。
しかし、試合前には東京スカパラダイスオーケストラによる演奏や本田翼さんの始球式も行われ、会場の東京体育館には6459人ものファンが詰めかけた。
第1セット序盤、東京GBはパリオリンピック™日本代表セッター・深津旭弘(37)の多彩なトスワークでスパイカー陣が機能し得点を重ねる。さらに代表経験もある大竹壱青(28)のサービスエースもあり4点のリードを広げる。しかし、WD名古屋はオランダ代表のエース、ニミル(32)のスパイクで徐々に追いつく。最後は22-22の場面から途中出場したWD名古屋の水町泰杜(23)のサーブに苦しめられ、22-25でセットを落としてしまう。
第2セットも21-25で連取され、あとがなくなった第3セットも終盤まで追いかける展開に。しかし、19-21の劣勢で大竹がサービスエースを奪うと流れは東京GBに。最後の最後で逆転に成功し、25-23でセットを奪い返すと会場のボルテージは最高潮に達した。
何とかフルセットに持ち込みたいところだったが、第4セットはWD名古屋のニミルの強力なスパイクやブロックが炸裂。20-25で落とし、開幕戦を勝利で飾ることはできなかった。
試合後の会見でセッター深津は「東京体育館でたくさんのお客さんの前で試合ができて嬉しく思う。この盛り上がりがしっかりと続くよう自分たちはバレーボールで努力する」と話し、エースの柳田将洋(32)も「SVリーグの盛り上がりを感じている。たくさんのお客さんにエネルギーを貰いながらレベルの高い試合を見せていけると思う」とファンに対する感謝を述べた。
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