ヴィッセル神戸でもプレーした元スペイン代表のMFアンドレス・イニエスタ(40、UAE エミレーツ・クラブ)が日本時間8日、現役引退を示唆した動画を自身の公式SNSに投稿した。
スペイン出身のイニエスタは、12歳でバルセロナユースに入団。2002年にバルセロナでトップデビューを果たし、チャンピオンズリーグ4回、FIFAクラブワールドカップ3回など多くのタイトルを獲得。スペイン代表としても活躍し、2010年の南アフリカワールドカップでは決勝ゴールをあげ、”無敵艦隊”スペインに初めての優勝をもたらした。
2018年夏にヴィッセル神戸に入団。クラブ初タイトルとなる天皇杯制覇やAFCチャンピオンズリーグ(ACL)でベスト4に貢献するなど2023年までの約5年間で多くの功績を残した。その間、キャプテンも務めた。退団セレモニーでは満員となる2万7630人の観客の前で「また会いましょう」と涙ながらにコメントし、盛大に送り出された。
退団し日本を離れた後も、自身のSNSに家族で日本を訪れ観光する様子や阪神・淡路大震災を追悼する投稿をしている。
今回投稿された動画冒頭では、「あなたにとってサッカーとは」と問われたイニエスタが、涙ぐむシーンも。最後に、自身の背番号「8」にちなんだ10月8日の日付と共に、スペイン語で「ゲームはまだ続く」と綴り、今後何らかの活動があることをほのめかしている。
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