新たなメンバーで日本一奪回を目指す、プロバスケBリーグ・琉球ゴールデンキングスは5日と6日、ホームでの今シーズン開幕戦に臨みました。

▽来場したファンは…
「今年はまた良いシーズンになれば。新しい選手も加入して、プレシーズンも見に来たけどめっちゃ良くて、期待してます!」
「岸本選手、クーリー選手が好きなので、活躍してほしいです」

開幕戦からオーバータイム(同点延長)の大熱戦

開幕戦から8500人を超えるファンが詰めかけた沖縄アリーナ。

昨シーズン、中地区を制した強豪・三遠ネオフェニックスを迎え、日本一奪還を目指す一歩を踏み出します。

今季、キングスの最初の得点を挙げたのは、松脇圭志。スリーポイントを沈めて勢いに乗ると、在籍13年目・岸本隆一がファウルを受けながらシュートを決めるバスケットカウント。昨シーズンよりも流動的になったバスケットで、得点をかさねていきます。

ファウルを受けながら得点する岸本隆一(第1戦)


後半も、チーム一丸となって突き放すキングスですが、リーグ屈指のオフェンス力を持つ三遠も応戦。熾烈な点の奪い合いを演じます。

残り30秒を切り同点からスリーポイントを決められ、絶対絶命に追い詰められたキングスは、土壇場で再び岸本隆一が決め、ここ一番での勝負強さで延長戦に持ち込みます。

開幕戦からの激闘にアリーナも盛り上がりを見せますが、最後は三遠の攻撃を止めることが出来ず― 惜しくも初戦を落とします。

ホームでの連敗はできない!迎えた2戦目

2戦目は序盤、今季スターターを務める、成長株の脇がスリーを沈めると… インサイド、クーリーの奮闘で、前半からリードを奪います。

後半も、松脇の連続スリーなどで突き放しにかかるキングスですが、連勝を狙う三遠も粘りを見せこの日も、熱戦を繰り広げます。

勝負の最終第4Q。

今季キャプテンを務める、ヴィック・ローが輝きを放ちます。大事な局面で流れを渡さず、相手を突き放したキングス。強豪・三遠を相手に、価値ある今季初白星を挙げました。

主将ヴィック・ローが試合を決める(第2戦)

▽桶谷HC
「この先に繋がっていく、1勝だったなと思います。チームが一丸になれる素材として、この1つの勝ちはめちゃくちゃ大きいなと思っています」

キングスは今週末アウェーで越谷と対戦します。

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