■プロ野球 中日ーDeNA (6日 バンテリンドーム)
中日がDeNAに敗れ、セ・リーグのレギュラー・シーズンの全日程が終了し全順位が確定した。中日は球団初の2年連続最下位を更新する3年連続の最下位、立浪和義監督(55)は退任を発表している。新人監督から就任3年連続最下位は50~52年の近鉄・藤田省三監督、56~58年の大洋・迫畑正巳監督、70~72年の西鉄・稲尾和久監督以来となる52年ぶり4人目となった。
巨人は阿部慎之介監督(45)が就任1年目で4年ぶり39度目(1リーグ時代を含めると48度目)のリーグ優勝、2位・阪神は球団初のリーグ制覇を逃し岡田彰布監督(66)の今季限りでの退任が明らかになっている。
3位・DeNAは3年連続の勝率5割以上を確定して、三浦大輔監督(50)は球団初となる3年連続CS進出を決めた。4位・広島は9月1日に最多14の貯金があり首位に立っていたが9月を5勝20敗という歴史的な大失速、新井貴浩監督(47)は就任2年目でプロ野球史上初となる8月終了時の首位からBクラスでシーズンを終えるという屈辱を味わった。5位・ヤクルトは21、22年のリーグ2連覇から2年連続の5位、高津臣吾監督(55)は6年目となる来季の指揮を執ることが決まっている。
セ・リーグCSファーストステージは12日から甲子園で阪神ーDeNAが行われ、勝者がファイナルステージを16日から東京ドームで巨人と日本シリーズ進出をかけて戦う。
≪セ・リーグ 2024年・シーズン成績≫
1位 巨人 77勝59敗7分 貯金18
2位 阪神 74勝63敗6分 貯金11
3位 DeNA 71勝69敗3分 貯金2
4位 広島 68勝70敗5分 借金2
5位 ヤクルト 62勝77敗4分 借金15 勝率.446
6位 中日 60勝75敗8分 借金15 勝率.444
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。